長月さんが駄弁るだけ。執筆のスタンス 補足編
あのさ、スタンスって単語で思い出した話していい?
ありがとう。フォロワーさんマジ神だわ。
まあ、興味なかったらブラウザバックしてね。
んじゃ、オッケーね?
「ナンダコイツヤベエナ」って思ったら、本当にすぐやめていいからね。
『どうしたらおもしろい作品が書けるか』
いわゆる「自分の作品おもしろくないんじゃねーか症候群」に悩まされていた後輩からの質問。
長月さんはこれまでないくらい素直に答えたんだけど、いまいち理解されなかった。
ここで分かったのが、どーにも創作に対するスタンスというか意識が違うらしいということ。
変な話、長月さんは「自分の作品おもしろくないって思われても別にいいや」って開き直ってるのね。
おもしろいかどうかなんて、自分じゃ分からんもんだし。
てか、何が受けるかさえも未だに分からんのよ。
もう分からなさすぎて、どんな反応が来ても「そういうもんなんか〜」と受け入れちゃってるのが現状。
これが良いのか悪いのかはともかくとして、だ。
ネタが思いついたら「これおもしろそー!」とか「なにこれなにこれー!」ってなったらすぐに書いちゃうから正直悩んだこともないっていうね。
むしろ、どうしたら作ってる時におもしろいことができるのかを重視してるみたいでさ。
制作時間をいかに楽しく過ごせるか。
何をどうしたら、その物語を作る過程は楽しくなるか。
昼休みにクラスメイトと遊ぶ時、どうやったらみんなと楽しく遊べるか。
多分、この感覚が一番近いかな。
屋内か屋外か、何を使うか、誰をどの役にするか、時間はどれくらいにするか……エトセトラエトセトラ。考えることはいっぱいあると思うんだけど。
けど、反対意見だって出てくるわけじゃん?
途中で泣かれちゃったらテンション下がるじゃん?
そうならないように、どうしようかって話し合うわけじゃん?
お互いに妥協して進めるときもあれば、平行線になっちゃって話し合いが進まないときだってある。
そのときはいくつかグループ分けをするか、第三者に介入してもらうとか、もうガン無視して一方的に進めちゃうときもあるじゃん?
こういうのってさ、その時になってみないと、どうなるか分からないでしょ?
だから、行き当たりばったりで小説書いてる人、みたいになってるんだと思う。
こういう感じに試行錯誤を重ねているわけだ。
まあ、作業時は自分ひとりしかいないんだけどね。
ここが決定的な違いだと思うんだわ。
重視するのは過程か結果か。
長月さんは前者、後輩くんは後者の人間だったわけだ。
そりゃ、いくら説明しても分からないはずだわな。
前者は芸術家に近い……のかな?
「結果は自分の頭の中にあるモンを出し切ってからだろー」みたいな?
さっきから他人事みたいに言ってるのは、自分でもよく分からないからですよ。
自己分析しながら書いてるんで、どうしても客観的になっちゃうんです。
そりゃ確かにね? 作品を書く動機って「こいつにこれやらせてみたいなー」とか「あいつのああいう話がみたいなー」とかそんなんばっかだし。
自主企画とかも「いーれーてー!」みたいな、小学生みたいなノリで参加してるし書いてるし。
基本的にクソガキみたいな思考回路で小説書いてるから、高尚なもんは一切ない。
意識低い系物書きって自分で言ってたのは、こういう部分も引っくるめての話だったわけだ。
言うなれば、自分が物書きであるために小説書いてるみたいなところがあるんだろうね。
登山家は山を登るから登山家と呼ばれるし、浮力があるから船が浮くのと同じというか。あるいは、3Majestyの「王子たれ」的な……?
ダメだな、余計ややこしくなった気がする。
どう言ったら伝わるんだ、これ。
自分で言っておいてアレだけど、説明が難しすぎる……。
まあ、物書きが長月さんのアイデンティティであることはまちがいない。
これだけはハッキリ言える。
頭の中に小宇宙が形成されたところで、今日は終わりにしようと思います。
つーかこれ以上は無理だ!
本日は「Last Note.」の「我楽多イノセンス」と共にお別れしたいと思います。
それでは本日のお相手は長月さんでした。
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