最悪の善意

梨こう

【プロローグ】


ある、晴れた日の公園での出来事。

親友と僕は公園で2人、始めは2人でボール遊びを、次に遊具で楽しくいつも通り遊んでいた。

「ちょっとトイレに行ってくるね!」

僕は親友を置いてトイレに行った。

もちろんただ尿意があっただけの事。



真っ赤な液体と共に親友が倒れていた。

トイレに行っている間に何が起きたのか...。

僕は真青になったがすぐに駆け付けて息を、心臓の鼓動を確認する。

「あぁ、そんな...」

僕は怒りと悲しみに染まりあがった。

こんな事になるなら.......。


心の何処かで何かが壊れる音が聞こえた。

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