物理的・精神的に痛い話
一連の胃痛や体調不良の原因が虫垂炎なのではないかと思い始めたので、明日病院へ行く。久々に。それで一つ、大きな大きな懸念事項がある…。
本題に入る前に、これは自慢なのだが、私は名前のついた病気をしたことがほとんどない。皆おなじみのインフルエンザにも麻疹、肺炎にもなったことはない。昔やっていたとすれば、帯状疱疹と喘息くらいである(意外とあった?)入院経験は人生に一度のみ、しかも赤ん坊の頃である。
風邪を引くことも多くはない。小学校のときは人並みに引いていたが、中学校では1年に1回程度具合が悪くなって寝込む、高校から大学にかけては寝込むことはほぼゼロだ。
アレルギーは、あるっちゃある。でもひどくはないし、あっても薬さえ飲めば大丈夫。問題ない。
けがをしたことはなくはないが、大きなものはない。それも小学生の頃だしな。転んで膝に擦り傷とか、自転車でこけて左肘に裂傷とか、ドッジボールでこけてあおたんが~とか、そんなもんだ。骨折とか捻挫とか、一切したことがない。特殊な事例ではハチに刺されたことだが、まあこれもでかくてヤバいハチが相手だったわけでもないし、重症化していないし、そもそも私がハチに突っ込んでいっただけだし(これは結構面白い話なので、また別のところで書きたい)。
つまり、至って健康だ。とても恵まれたものだ。ありがとうございます。
それで、だからこそ、病院慣れしていないし、検査にも慣れていない。
学校の健康診断は?と思われるかもしれないが、あれは生ぬるい。採血はないし、身長体重を測定されたり、歯をみられたり、心電図とられたりするだけだ。ちょっとハードルが高いのは尿検査だが、まあ仕方ない。やるしかない。
ということで私は検査とか病院とか全然慣れていない。ここで問題が起こる。
困ったことに、注射や点滴や採血が元々嫌い&慣れてもいない…ということで、あまりに無理過ぎるのだ。そして明日、虫垂炎の検査で多分採血をされるのが憂鬱すぎる。これが今回の本題です。
本当に本当に、注射が無理過ぎる。嫌すぎる。怖すぎる。されたとき、どうしても涙が出てしまう。心がしんどい。
針を刺すという行為は、正常な体の部分に異物を入れるということだと思ってしまい、まずそこから無理。
更に、特に採血は、正常な体から、必要物である血を抜き取る行為だという考えが働いてしまい、もう無理。(この点では予防接種や点滴は許容できる。薬を入れることは、体に害をなさないという認識だから。)
それから点滴は、これまでやったことがないので無理。わからないものが怖いのは当然ですけれども。ていうか点滴って、針がぶっとくないですか?そんなものを刺されるの、心がきつい。
19歳だったとき、(人生でほぼ初めての)採血をした直後、病院のロビーで大号泣してしまった。泣きたくて泣いているわけではないし、物理的にとても痛くて泣いているというわけでもない。ただただ、恐怖と、言葉に表せないしんどさから泣いているのだ。
そう、別に注射はそれほど痛くはない。それはわかっている。でも上記の認識と”慣れていなさ”から心が壊れそうになるので、防衛本能が泣けというのだ(多分)
「いい大人が泣いてんじゃないよ…」と思われるかもしれないが、無理です。本当に制御不可能なんです。
予防接種は、これまでは目をそらして耐えてきたが…採血は、どうすれば恐怖を紛らすことができるだろう。まず明日はどうしよう。さもなくば、号泣待ったなしだ。
それに明日が終わっても、社会人になったら人間ドッグを毎年やるだろう。そしたら1年に一度採血なんだろう。
ああ、社会人の皆さん、毎年人間ドッグをどうやって乗り切っているのですか。怖すぎる。いや、やるしかないことはわかっているが、毎年号泣するのか?私は。
どなたか、注射されるときに恐怖を紛らす方法を教えてください。スマホでもみていればいいのか、目をつぶるのか、外の景色を見るのか、教えてください。そもそも注射が怖くないという方は、注射に関してどうお考えなのでしょうか。教えてください。
今日はとりあえず、いつも通り、大好きな”推し”のことを考えて眠ろうと思います。グンナイ。
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