評価の話
先日、「好きなことを仕事にしたら嫌いになるのではないか」と書いたのだが、
この理由として、自分が「評価」というものが苦手であることが挙げられる。
何であっても、評価というものが絡んだ瞬間、正確には、評価の存在を私が認識した瞬間、私の心には「良い評価をとらないといけない」という無意識の意識(どっち?)が形成され、行動はそれに左右される。
例えば私は文章を書くことがすきだから小説家になりたいと思うときがある。しかし、何かを仕事にするということはそれによってお金をもらうということで、更にそれはつまり人々に何等かの利益をもたらすものでなければならないということ。文章をただ好きなように書けば良いというものではない。小説家として生きていくには、できるだけ高い評価を得る必要がある。評価は私にとって大いなるプレッシャーとなる。
仕事ほど「評価」が大切ではないものでも、私は評価に敏感である。例えばSNSだ。
SNSでは、「いいね」や「フォロー」という機能がある。(必ずではないが)それらの数が多い人ほど、人気者ということになるだろう。そして(”ある程度”であっても、リアルの友人でない限り)「いいね」や「フォロー」を獲得するには、誰かしらにとってみたいと思うようなものをみせなければならないということになる。その瞬間、私は「自分を出したいから出す<<<<いいねやフォロー獲得&維持のためには自分を出し過ぎない」という思考に入る。しかもその思考は極端で、バランスをとるのが難しい。評価をもらえないと悲しいのでそう考えてしまう。
自分が楽しく、楽にやっていくためには、そこに評価が絡み過ぎない、または私が「評価が絡んでも大丈夫そう」と思うようなことをやっていくのが良いのだろうか。疑問形になってしまった。この辺は考えるほどわからなくなるものだ。おやすみなさい。
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