「やりたいこと」 2014年6月22日
大学時代の友人の結婚式があり、妻の実家に泊まらせてもらい、義父といろいろ話をした。
義父は数年前に早期退職をしていて、悠々自適に見える生活をしている。
僕が仕事を辞めることはまだ話さなかったが、何となく察されているのか、雰囲気が出ていたのか、仕事を辞めたとしてもやりたいことを何かちゃんと持たなきゃダメだよね、というようなことを言われた。
対外的にもそうだし、自分の生きる指針としても、やりたいことをきちんと説明できるようにしておかなきゃなと思った。
こうありたいから、こういうことがしたいから、仕事を辞めて、その代わりにこういうことをやる。
僕の場合は、家族のために生きたい。
そして、生きるということは食べること。安全で健康で美味しいものを食べたい、食べさせたい。
だから、仕事を辞めて、少しずつ農業の真似事をしながら、子どもが大きくなって自分の時間が取れるようになったら、ある程度自給自足できたらいいなと考えている。
これが今の所のビジョン。
こんなボヤッとしたビジョンなど、すぐに変わっていくのだろうけど、これまで自分で考えて選択したことがあまりなかったので、とにかくゆっくりと自分の人生を考えたい。
根底にあるのが、家族の健康と幸せ。
家族を言い訳にするのではなくて、自分が考えた末に、そう決断した。家族の犠牲になるのとは違う。
良い大学を出てエキサイティングな仕事をしているから、僕と言う人間に価値があるわけではない。と、思いたい。
色々な物を取り去っても、僕は僕で、素敵な人間でありたい。
評価されるのはもう結構。
僕は自由でありたい。
そして家族と幸せに生きていきたい。
そのために、生きて行く術を身につけたい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます