桃太郎さんは、異世界転移に気付かない!~犬・キメラ・ドラゴンと鬼(まおう)退治~
狐沢コン蔵
ももたろう
―――むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがおりました。
ある
どんぶらこっこ すっこっこ
どんぶらこっこ すっこっこ
と、
「おんやまあ、これはみごとな
おばあさんは、そう
おばあさんはそこで、
「あっちの
こっちの
かあらい
ああまい
と
「ドンブラコッコ、スッコッコ。
ドンブラコッコ、スッコッコ。」
といいながら、おばあさんの
「
と
「おばあさん、
「おや、おじいさん、おかいんなさい。
「それはありがたいな。
こういいながら、おじいさんはわらじをぬいで、
「ほら、ごらんなさいこの
と言いいました。
「ほほう、これはこれは。どこからこんなみごとな
「いいえ、
「え、なに、
こうおじいさんは
「おぎゃあ、おぎゃあ。」
と
「おやおや、まあ。」
おじいさんも、おばあさんも、びっくりして、二人りいっしょに
「まあまあ、わたしたちが、へいぜい、どうかして
おじいさんも、おばあさんも、うれしがって、こう
そこであわてておじいさんがお
「うん。」
と
「おやおや、
おじいさんとおばあさんは、こう
そして
◇◇◇◇◇
おじいさんとおばあさんは、それはそれはだいじにして
もうそのじぶんには、
するとそのころ、ほうぼう
「もう
と
「どうぞ、わたくしにしばらくおひまを
と
おじいさんはびっくりして、
「お
と
「
と
「ほう、それはいさましいことだ。じゃあ
とおじいさんは
「まあ、そんな
とおばあさんも
そこで、おじいさんとおばあさんは、お
「ぺんたらこっこ、ぺんたらこっこ。ぺんたらこっこ、ぺんたらこっこ。」
と、おべんとうのきびだんごをつきはじめました。
きびだんごがうまそうにでき
「ではおとうさん、おかあさん、
と
「じゃあ、りっぱに
とおじいさんは
「
とおばあさんも
「なに、
「では、ごきげんよう。」
と
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