第16話○○から電話

今、池宮の家にいる

今日は泊まりだからな

何年ぶりだろうか。



「いや〜久しぶりだなぁ〜」

築が背伸びをして言う

「おう」

「そうだなぁ〜」

「ふぁー」

絢爛、嬢、啓太の順番で言う


「テレビでも見る?」

池宮が言う

「イエスマイ相棒」

変な英語だなぁ〜俺



〜〜♪〜♪


ここで、ミス○ルの曲が流れる。



「ん?なに急に」


「あっごめんごめん、俺の着メロ

カッケーやろ!」


「う、うん」


「はよ電話出ろや〜」

啓太が言う


「あいよー」


「誰から?」

嬢が言う


俺は、スマホの画面を見る

その瞬間息を呑んだ。


「どうした?龍宝」

啓太が言う


「い、いや大丈夫、出ててくるわ」


「おう」


焦るな。


スマホの画面には、


''白井真奈''


と出ていた。


これは、無視しちゃダメだよな

くってるしかないのか。


そう思いながら、応答ボタンを押す。




「もしもし」


「あっ、り、龍宝くん?」


「おう、どうした?」


「あっ、いや、あの〜」


えっなになに何もないパターン?

それとも、悪い系?何か怖い。


「どうした?真奈?」


「えっ!うぅ」


えっ何かおかしいこと言った?


「り、龍宝くん、明日遊べないかな?」


んー明日は無理かな



「ごめん、明日友達と遊ぶんだ。」


「えっ友達?」


あー池宮しかいないと思ってんのか

まぁ高校ではそうだけども


「いや、中学時代の同級生とだな」


「あっそうなんだ。」



「ごめんな、」


「いや、いいよ。でも、学校で、話してね、」


「えっどういう


ブッ


切られた。


戻ろっ、



「龍宝ー!あいつテレビでとるー!」

嬢が大声で言う


「あいつって誰やー」


「あいつはあいつたい」


「わからんわ」


「皇喜や、嬢」

池宮が言う


「あーあいつかーなんででとると」

あいつボクサーやろうけど


「何か密着?」

嬢が疑問形で言う


「練習に密着らしいよ」

築が訂正する


「あーどれどれ〜」


インタビューか、

何言ってんだ。



何か中学時代時代の友人たちに背中を押されたらしい的なことらしい。


「俺らっぽくね?」

築が興奮した様な声で言う


「よね!それ思った!!」

嬢が言う


「俺らサイコー!」

絢爛が叫ぶ


「どうしたどうした笑」

池宮が笑いながら


「変えよか笑笑」


「やな、笑笑」




話しまくり、



明日何するか、話し合い


布団に入った。

楽しいわー


でも今日はビビった。真奈から電話きたし、


まぁいい寝るか


「おやすみー」






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