第5話 テスト前日

今日はテスト前日だ。


だから、授業は復習ばかりだ。これは、結構楽だ。

しかし、このテストは全国模試なのだ。


前もあったが、その時は、《23000人中5位》だった。


だから、順位をあげようとしっかり授業を受けている。


ここでも、隣の白井が見てくる。

なんだよ。白井は苦手なんだよ。


授業が終わった。

テスト前日は授業が終わった後教科書を読んで次の授業へ進む

復習の復習みたいなものだ。


やっぱり見てくる。

なんだよ。ほんとに。


「ねえねえ、テ、テストじ、自信ある?」

顔を赤らめながら聞いてくる。


熱でもあんのか?

「まあね」

普通に返した。

まさか話しかけてくるとは。


「ま、前の全国模試の時何位だった?」

また顔を赤くしながら聞いてくる。


熱あんのかな?

教えたくないんだけど。


すると、

「紅蓮!おまえテスト余裕やろ?!前何点やったっけ?」

と勝村が

「んーと23000人中200位やったっけ?」

と三崎が

「うおー」

「すげー」

陽キャたちが


うるさいな。白井はあっち側に行かなくていいのか?


「言わないとダメか?」


「えっ?い、言いたくないなら い、いいよ」

また顔が赤い。

「ありがとう。すまない」

「うん」

よし逃げれた。


昼休み---

ぼっち飯だ。なんか文句あるか?


うむ。美味い美味い。


あっ今日はバイトだ。


俺は、コンビニでアルバイトをしている。

高校の最寄り駅から二、三駅いったところでしている。


廊下もうるさいな。

誰だ?吉岡愛理ってやつか。


吉岡は、スクールカースト上位の奴だ。白井と同じくらい可愛い。が、白井と同じ理由で、苦手だ。


吉岡は同じクラスであった。

知らなかったな。

考え事をしていると、吉岡と目が合った。いや気の所為だ。


普通に食べよう。

音楽を聴きながら食べた。


5限、6限と終わり下校時刻だ。

バイトだ。はやくかえろう。


いつもより足早に高校の最寄り駅に向かった。

バイトの近くの駅で降りて、バイト先のコンビニに向かった。


軽く挨拶をして、着替えてレジへ向かった。

このコンビニはおばちゃんくらいしかこないので、楽だ。ほぼ常連さんだ。7時くらいになるとほぼ来なくなり、8時までだったので、8時にバイトを終えた。

雨が降っていた。コンビニで傘を買って、コンビニを出た。

駅に向かった。



電車は空いていて、ミス○ルを聴きながら、家の最寄り駅まで向かった。

家に着いて、

ご飯を家族全員で食べて他愛もない話をした。

風呂に入って

勉強を始めた。9時30分までして寝た。


明日はテストだ。

いい点取るぞ。


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