第6話 たくさんお客さんを

ー数日後。綾音の家。

💚「カーネーションの手配、ついたよ!」

💜「さすが花屋の娘だな。」

💚「ふふっ。ありがと!」

❤️「私はメッセージカードのデザイン考えてみたの。いくつかに絞ってみたんだけど、最後はみんなに選んでもらいたくって。」

💙「おぉ、どれもかわいい。」

⭐️「これはキラキラって感じで、これはふわふわ!これは…。」

💜「わかったわかった。」

💚「どれも素敵だね。選べないよ~。」

❤️「えへへ。そう言ってもらえて嬉しいよ。」

💚「多数決で決めようか。決まった?」

⭐️「うん!」

❤️「オッケーだよ!」

💜「私も。」

💙「あと2つで悩み中…。決まった!」

💚「じゃあ、せーので指差すよ、せーの!」

❤️「…見事に分かれたちゃったな。」

💙「どうする?」

💜「ひとつに絞る必要ないんじゃないか?例えば、お客さんに選んでもらうとか。」

⭐️「なるほど。いいね!綾音店長どうですか?」

💚「て、店長!?そうですね…。さすが亜莉愛さんです!それでいきましょう!」

💜「…ふ、ふーん、誰でもこれくらい思い付くし?」

💚「亜莉愛は照れるとうまく言葉が出なくなるからねぇ。」

💜「そんなことないしー。そんなことより、どこで印刷する?何枚?」

❤️「うち、できるよ!」

💙「鈴の家は他の家のとは比べ物にならないくらいすごいもんね。」

❤️「そ、そんなことないよ!」

⭐️「200枚くらい印刷しちゃう?」

💚「そんなにお客さん、来てくれるかな。」

💜「鈴がいいなら、多い方がいいと思う。」

⭐️「じゃあ300枚!」

💜「なんで増やすんだよ…。」

❤️「うちは問題ないよ。綾音ちゃん、300枚でいい?」

💚「う、うん!それくらいお客さん来てもらえるようにがんばろう!」

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