第247話 メッセンジャー
もし日本と同じ速度で情報が伝わるとしたら、ブライヒベルグもサラマンダーの話題で持ちきりになっていたかもしれません。
バッケンハイムの親戚や友人の安否を気遣う人や、サラマンダーを討伐しようと考える猛者がギルドに押し掛けていたかもしれません。
ですが、僕が覗いたブライヒベルグのギルドは平穏そのものという感じで、殺気立っている感じは欠片もありませんでした。
「まだ情報が伝わっていないんだろうね」
『あるいは、情報を統制しているのかもしれませんぞ』
「えっ、どうして? 事態を知らずにバッケンハイムに向かっちゃう人とか出たら困るんじゃない?」
『例えバッケンハイムが壊滅するような被害に見舞われたとしても、途中の集落で避難民と遭遇して戻って来ることなります』
「そうか、辿り着く前に知ることになるし、辿り着けるならば問題無いってことか」
『そうです。それにブライヒベルグは商業都市です。不確かな情報が拡散すると、商業活動に悪影響を及ぼす心配がありますからな』
「なるほど、正確な状況が分かるまでは情報の発表を控えているのか」
詳しいことまでは分かりませんが、日本に置き換えるなら、色んな情報で株価が上がったり下がったりするようなものなのでしょう。
行方を捜すのに手間取るかと思ったマスター・レーゼの姿は、ギルドの迎賓館にありました。
いつものごとく露出度の高い踊り子風の衣装をまとい、いつものごとくソファーに横たわって煙管を燻らせています。
部屋の中には護衛のラウさん、そして、ソワソワと落ち着かない様子のガンターの姿もあります。
「はぁ……のんびりしていて良いのですか?」
「ほぅ、ケントかぇ? ラウ、帰る必要は無くなったぞぇ」
「ほっほっほっ、年寄には旅はこたえるから助かるわい」
ソファーにちょこんと腰を下ろしているラウさんも、落ち着き払った様子で、こちらも慌てている感じは微塵もありません。
「けっこうな被害が出ているみたいですよ」
「ふん、サラマンダー程度で浮き足立ちおって、守備隊の錬度は年々下がる一方のようじゃのぉ。それにケントが来たならば、討伐は終わったのじゃろう?」
「まぁ、討伐は済ませましたが、街のあちこちで火災が起こって、犠牲者も出ていますよ」
「なんともまぁ、お粗末な対応をしたものじゃのぉ」
「ほっほっほっ、アンデル坊やには少々荷が重かったのだろう」
「ふん、坊やと言う歳でもなかろうが……頭の中はガキのままじゃからのぉ……」
ラウさんが口にしたアンデル坊やとは、バッケンハイムの現領主のことだそうです。
「そのアンデルさんって、駄目領主なんですか?」
「リーゼンブルグの前国王に較べたら、遥かに出来は良いじゃろうが、少々理想が高すぎると言うか、現実が見えていないと言うべきか……」
「やろうとすることは悪くないけど、実情には即していない感じですか?」
「その通りじゃ。アンデルもケントくらい柔らかければのぉ……」
「そんなに堅物なんですか?」
「堅物も堅物、我に会う度にふしだらな格好は控えろと説教するほどじゃぞ」
レーゼさんは呆れたように肩を竦めてみせました。
「なんてもったいない……いやいや、それより、二人とも落ち着きすぎじゃないんですか?」
僕の言葉に、部屋の隅に控えていたガンターが思いっきり頷いています。
「慌てたところで、我らはケントのようにホイホイと移動は出来ぬぞぇ。ならば続報を待って被害が少なければ、そのまま帰る。被害が大きければ、ブライヒベルグからの支援を取り付けてから戻るしかないじゃろう」
「それは、そうなのかもしれませんが……」
確かにバッケンハイムからブライヒベルグまでは馬を走らせて二日、馬車なら三日は掛かる距離です。
ブランがキャビンを引くならば二日で戻れるかもしれませんが、戻った頃には騒動が終結している可能性の方が高いでしょう。
「おおかたアンデルがケチったのであろう」
「ケチった……?」
「ケント、街にサラマンダーが近付いた時、どう対応するか知っておるかぇ?」
「えっと、水属性の魔術士を集めて威嚇して近付かせない……ですか?」
「それだけでサラマンダーが別の場所に向かうと思うのかぇ」
「この街は手強いと思えば、他の場所を目指すんじゃないんですか?」
「まぁ、飢えていなければ、あるいはそれだけでも引くかもしれんのぉ」
「飢えていなければ……もしかして餌で釣るとか?」
「そうじゃ、その通りじゃ、やはりケントは敏いのぉ」
サラマンダーが街に接近した場合、水属性の魔術で威嚇すると共に、街から離れた場所から囮となる家畜を走らせて誘導するのだそうです。
「今の時期ならば、風上は西じゃから、町から西に外れた場所から南の森に向かって家畜の群れを走らせるのじゃ。この時、家畜は浅く傷付けて、血の臭いを振り撒くようにしておく事も重要じゃ」
「なるほど、そうするとサラマンダーは血の匂いに引かれて、森の方へと戻っていく訳ですね?」
「まずは街から遠ざけ、街に被害が及ばないようにする。囮の家畜は、サラマンダー以外の魔物に食われるかもしれんが、そうなれば今度は、その魔物が囮になると言う訳じゃ」
「でも、いずれまたサラマンダーが現れるのでは?」
「そうなるじゃろうが、時間を稼げれば、それこそケントに依頼を出すことだって可能じゃ。ケント以外でも、サラマンダーと聞けば名を上げようとする冒険者が討伐に乗り出してくる。街に被害が出るような事態は防げたはずじゃぞ」
確かに、サラマンダーが囮を追いかけているような様子は見られませんでした。
「その囮を使うことをケチったってことですか?」
「バッケンハイムは学術都市じゃ、街中では牛や豚などの家畜など飼育しておらぬからのぉ、囮に使えるのは馬ぐらいしかおらぬし、馬は値が張るからのぉ」
「馬をケチって街を焼かれたって感じですか」
「ケント、火災は何ヶ所ぐらいで起こっておったのじゃ?」
「えっと……ちょっと待って下さいね」
『ケント様、我々が確認しただけですが、十四ヶ所で火災があり、その三分の一ほどで死者が出ていたようです』
『ありがとう、バステン』
打てば響くがごとくどころか、打つ前に響いてくる眷族の有能さですよ。
火災の状況を伝えると、レーゼさんは眉を顰めました。
「その程度であればバッケンハイムの街が機能しなくなるほどではないが、少ない被害とは言えぬ。これは戻ってからアンデルに灸を据えてやらねばならぬのぉ」
「ほっほっほっ、世話の焼ける小僧じゃな」
うわぁ、お灸を据えるって、ラウさんがやるのかなぁ……ちょっと同情しちゃうかも。
この後、防衛戦の様子を話すと、レーゼさんは呆れたように溜め息を洩らし、お灸を据えられる人物が更に増えてしまったようです。
この後、レーゼさんに誘われて、ギルドに併設された食堂で、一緒に昼食を取ることになりました。
我々よりも一足先にガンター君が席を確保しに向かったのですが、そうなるとこの人物が現れても不思議じゃないですよね。
「ちょっと、何であんたが居るのよ!」
不服そうな視線を向けて来るのは、バッケンハイムの自称魔物使い、ブランの飼い主ルイージャです。
「僕ですか、僕はバッケンハイムからのメッセンジャーですよ」
「メッセンジャー? マスター、バッケンハイムにはいつ出発するのですか?」
「出発かぇ? そうじゃな、明後日の朝に……」
「そんな! サラマンダーが襲って来てるんですよ、このままじゃバッケンハイムが……」
「サラマンダーなら、そこのケントがもう片付けたぞぇ」
「はぁぁ? こいつが、そんな馬鹿な……」
ニタリと笑ってみせるレーゼさんの言葉を、ルイージャは全く信じていないみたいですね。
「そう言えばケント、どのようにして討伐したのだぇ?」
「えっと……送還術で空高くに移動させて、落ちて身動き出来ないところを空間経由で脳髄を斬り裂いて終わりです」
「ほっほっほっ、ゴブリン一匹倒すのに、二人掛かりで四苦八苦していたのが嘘のようじゃな」
「あれは、ラウさんが身体強化の魔術しか使うなって言ったからですよ。送還術を応用すれば、その場でサラマンダーを二つに切り分けることも出来ますよ。まぁ、素材の価値とか下がると困るのでやりませんけど」
「ほっほっほっ、まるでサラマンダーがゴブリン扱いじゃな。さすがはSランクじゃな」
ラウさんの言葉を聞きつけたのか、食堂の中にザワザワとした囁きが広がって行きます。
「あ、あたしは、認めないからね。この目で確かめない限り、あんたがSランクなんて認めない!」
「リバレー峠で山賊を壊滅させたのを見てたんじゃないの?」
「あ、あんなの使役してる魔物のおかげでしょ? あんたの実力じゃないわよ」
「はいはい、好きにして下さい。僕はギルドに認定されていればそれで良いし、別にランクなんてどうでも構いませんから」
「くぅ、生意気よ、生意気!」
ルイージャは、その後も食って掛かってこようとしましたが、レーゼさんから騒がしいと言われれば、口を噤むしかありませんでした。
と言うか、周囲のお客さんから変に注目されていて、食事をしていても落ち着きませんね。
まぁ、それでなくてもレーゼさんの存在感で、嫌でも人目には晒されるんですけどね。
食後のお茶を飲みながら、またバッケンハイムの話題へと戻りました。
「ケント、バッケンハイムの火災は全て消し終えたのかぇ?」
「はい、もう燃えている場所は無いはずです」
これって、もしかして注目を集めておいて、バッケンハイムの情報を流そうって魂胆ですかね。
「犠牲者は十数名程度かのぉ?」
「詳しい数字までは分かりませんが、街中ではその程度かと……」
「なんじゃ、サラマンダーを威嚇するだけの防衛線で被害を出したのかぇ?」
「不用意に仕掛けた冒険者が、七人程度餌食になりましたね」
「ケントよ、サラマンダーは眷族に加えないのかぇ?」
「眷族にですか……考えていませんでした」
正直、レーゼさんに言われるまで、サラマンダーの眷族化は想像もしていませんでした。
火属性の付与も出来ますから眷族化すれば攻撃力、見た目の迫力は文句無しです。
「うーん……ちょっと考えてみます」
「くっくっくっ、ますますケントが凶悪になっていきそうじゃのぉ」
「そんなことありませんよ。僕の眷属は、みんな穏やかなものですからね」
いやいや、何でラウさんまで肩を竦めてみせるんですか。
そりゃまぁ、リバレー峠では山賊を殲滅しましたけど、あれは山賊相手だからですよ。
「まぁ良いケントよ、戻ってリタに伝えてくれりょ。被害を受けた商店などが融資を申し出た場合は、被害の確認前でも一時金を出して対応するように。それと、持ち場を離れた冒険者への報酬は無しにせよと」
「分かりました、伝えておきますよ。それで、レーゼさんは予定通りに会談を終えてから帰るのですね?」
「そうじゃ、五日後ぐらいには戻っておるじゃろう」
「じゃあ、僕はリタさんに伝言を伝えに行きますね」
バッケンハイムのギルドに戻ると、こちらではまだ騒ぎが続いていました。
サラマンダーがどこに消えたのか問い合わせる者、討伐の日当の支払いを求める者、中には消火の水で駄目になった商品の補償を求める者もいます。
うん、その消火作業ってザーエ達がやったやつだよね。
善意でやっているのに補償を求められたら、たまらないよね。
さっさと報告して帰ろうかと思ったら、リタさんはグラシエラさんに捕まっていました。
「それじゃあ、サラマンダーはケントが持ち逃げしたんだな?」
「持ち逃げって言うけど、シェラ、貴女たちの手には負えなかったのではないの?」
「た、例えそうであったとしても、他の街の冒険者に断わりも無く掠め取られたら、バッケンハイムの名折れだろう」
「そうは言っても、防衛に参加していた冒険者の多くが、途中で持ち場を離れて逃亡したと聞いているわよ。サラマンダーに街中まで踏み入られていたら、どれほどの被害になっていたことか」
「それはそうだろうが、実際には踏み込まれていなかったし、まだ守備隊の戦力と協力すれば……」
「そんなにサラマンダーと戦いたかったんですか? あぁ、リタさん、レーゼさんには知らせましたよ。被害を受けて融資を申し出た人には、被害の確認前でも一時金を出すように……あと、逃げ出した冒険者は報酬無しだそうです」
「ケント、お前……」
リタさんの背後に闇の盾を出し、表に踏み出しながら声を掛けると、グラシエラさんが睨み付けてきました。
女性ですけど身長は百八十センチ近いマッチョ体型だけに、見下ろされるとビビっちゃいそうですね。
「戦いたい、戦いたくないではない、あれはバッケンハイムの獲物だ」
「獲物ねぇ……バッケンハイムの方が獲物にされそう……と言うか、実際に冒険者がやられてましたよね」
「あれは不用意に仕掛けたからだ」
「リタさんも言ってましたけど、かなりの数の冒険者が逃げ出していましたよね?」
「だとしても、あれはバッケンハイムの……」
「てか、どうやって倒すつもりだったんですか? 倒せたんですか?」
「それは、守備隊と連携して……」
「そうですか、じゃあ南の大陸にでも行って、活きの良いサラマンダーを見繕って届けましょうか?」
「やめて下さい。冗談だとは分かっていますが、マスターが不在の時にそんな事態は困ります」
「す、すみません。勿論冗談です」
歯軋りしそうなグラシエラさんよりも、血相変えて眦を吊り上げたリタさんの方が怖くて、思わず謝っちゃいましたよ。
「シェラ、貴女がバッケンハイムの冒険者を思いやる気持ちは分かるわ。でも、いくら冒険者は他者の獲物に手出しをしないという原則論を振りかざしても、我々では対応しきれなかったのは事実よ。それを認められないようならば、貴女にAランク冒険者を名乗る資格はないわ」
「くっ……分かった、サラマンダーについては譲ろう。ただし、討伐に参加した者への報酬はキチンと払ってくれ」
「勿論、報酬は払うわよ。ただし、持ち場を放棄した者にまでは支払わないわ。誰が残り、誰が持ち場を放棄したのか、キチンと報告して」
「分かった、それはこちらで調べて報告する」
眉間に深い皺を寄せたままリタさんとの交渉を終えたグラシエラさんは、再びギロリと僕を睨み付けて来ました。
「ケント、今回の件は貸しにしておく。だが、同じようなことを繰り返すならば、我々にも考えがあるからな。覚えておけ……」
グラシエラさんは、言いたい事を言い放つと、くるりと背を向けて歩み去って行きました。
根は悪い人ではないのでしょうが、色々と面倒な人ですね。
「ケントさん、申し訳ありませんでした。シェラは、バッケンハイムに対する思いが強すぎるようで……」
「構いませんよ。横取りって言うならば、横取りですしね。次からは依頼を受けてからにしますから」
「そうなのですが、それで被害が増えてしまうのは……」
「でも、それこそバッケンハイムの冒険者次第ですよね? 今回は、たまたまヴォルザード家の方を送り届ける都合で様子を見に来ただけで、僕はバッケンハイムに常駐している訳じゃないですからね」
「そうですね。ケントさんはヴォルザードを拠点とする冒険者ですから、そこまで要求するのは筋違いですね。失礼しました」
この後、ブライヒベルグのレーゼさんやラウさんの様子を伝えると、リタさんは額に手を当てて深い溜め息をついていました。
あぁ、日頃からあの二人と一緒に仕事して、色々と苦労してるんでしょうね。
「ありがとうございました。今回の伝言の件も謝礼を振り込ませていただきます」
「いえいえ、僕にとっては、ちょっとそこまで程度なので構いませんよ」
「そうはいきません。Sランク冒険者に使い走りのようなことを頼んでいるのです、謝礼はさせていただきます」
「別に構わないんですけど、じゃあ、適当に振り込んでおいて下さい。あぁ、それと……ちょっと後を向いてもらえますか? はい、そのまま動かないで……」
「ケントさん、何を……これは!」
サラマンダー対策に忙殺されていたのでしょう、リタさんの表情には疲れが色濃く浮かんでいました。
なので、背中に手を当てて、回復するように治癒魔術を流しました。
「これは陣中見舞いです。リタさんが倒れると、バッケンハイムがグチャグチャになりそうですからね」
「ありがとうございます。でも、いっそ倒れてしまった方が楽なんですけど……」
「それは……頑張って下さいとしか言えないです」
「そうだ、ケントさん、私もお嫁に貰っていただけませんか?」
「はぁぁ? な、なんですか急に……」
「見ての通り、バッケンハイムのギルドを仕切るぐらいの働きはいたしますよ」
「いやいや、そんな事を言われましても……」
「ふふふ……冗談です。でも、マスターが戻られたら、言ってみようかしら……辞表を添えて」
「いやいやいや、それ冗談になってませんよ」
「ふふふ……冗談ですよ」
勿論冗談でしょうし、息抜きにからかわれていると分かっていても、普段のリタさんは真面目一辺倒に見えるので、ドキリとさせられてしまいます。
と言うか、ウロウロしていると、また余計な用事を頼まれそうなので、退散することにしました。
ヴォルザードに戻る前に、バッケンハイムの街の様子を確かめに行きました。
最初に召喚を行う予定だった学院の寄宿舎は、幸いなことに被害を免れたようです。
それでも、五十メートルも離れていない場所では火災が起こっていたらしく、数軒の家が焼け落ちていました。
「やっぱりサラマンダーの攻撃は、凄い威力みたいだね」
『サラマンダーの炎弾は、魔力によって合成されたものですから、普通の炎よりも燃え広がりやすいとされていますな』
「もしかして、普通の水では消えにくいのかな?」
『そうですな。ザーエ達の水属性魔法で消火を指示されたのは正解でしょうな』
火災の現場では、片付けを始めている人の姿もあれば、呆然と立ち尽くしている人の姿もあります。
こうした光景を見ていると、鷹山がマルセルさんの靴屋を燃やした時のことを思い出します。
そう言えば最近、鷹山の姿を見ていませんね。
ヴォルザードに戻ったら、面倒な仕事でも押し付けてあげましょうかね。
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