第42話 反撃の成果

 ラストックの駐屯地で委員長のケアを終えた後、昼食は騎士用の食堂からチョイと頂いて済ませ、そのまま偵察を続行しました。


 今覗いているのは、メイドさん達の休息所です。

 別に着替えを覗くつもりじゃないですからね、目的はカミラ専属のメイドさんですからね。


「ちょっと本当にやめてよね。 それじゃ、まるで私が喋って歩いてるみたいじゃないのよ」

「えっ、違うの? みんなロザリーからの情報だと思ってるわよ」

「そんな訳ないでしょ、本当に止めてよね!」

「と言うかさ、実際のところはどうなのよ?」

「そ、そんな事、私の口から言える訳ないじゃないのよ」

「嘘っ、ちょっと本当なの? 冗談でしょ?」

「だから、私の口からは……」


 うん、カミラ専属のメイド、ロザリーさんですか、とんでもない事を口走ったのに、やっと気付いたみたいですね。

 私の口からは言えないなんて言ったら、言えない事があるって事だもんね。


「な、無い! 無い、無いわよ、そんな事ある訳ないでしょ! 無いわよ!」


 慌てて否定したけど、周りに居るメイドさん達、もの凄い微妙な顔しちゃってますよね。


「違うもん! 本当に私じゃないもん、私は何も話してないもん! うぅ、うぅぅぅ……」

「分かった、分かったわ……ロザリーじゃないのね」


 追い詰められて泣き出しちゃったロザリーを他のメイドさん達が慌てて宥め始めました。


「でも、ロザリーじゃないなら、誰が話したのよ……」

「あっ! もしかして、ロザリーが寝具の片付けをしたのを誰かに見られたんじゃ……」

「そうよ、ロザリーがカミラ様の担当だって、みんな知ってるし」

「あれよ、寝具だってカミラ様のは他の騎士とは違うもの」


 うむうむ、なるほど、そちらから情報が流れたと推測した訳ですか、面白いよねぇ高みの見物は。

 と言うか、メイドさん達の間では、カミラがおねしょしたのは事実として認定されたようですね。 めでたし、めでたしです。


 こちらの工作は、ほぼ完璧ですので、これで良いでしょう。

 後は尾鰭が付いて、泳ぎ回るのを待つだけです。


 騎士達が休息する場所に言っても、やっぱりカミラの話題で持ちきりのようです。

 たぶん、日本みたいにテレビやラジオ、インターネットなど話題に事欠かない世界と違って、ある意味娯楽に飢えてるんじゃないですかね。


 あっちこっちでヒソヒソと話す姿が目に入ります。

 あれだけ、厳格にして思いやりも兼ね備え、騎士達にとっては憧れの存在でもあるカミラが、おねしょをするなんて思いもしなかったのでしょうね。


「本当なのかな?」

「どこか身体の具合が悪かったのではないのか?」

「仕方無いだろう、異世界人共を召喚してから心労も重なってらっしゃるだろうし」

「この程度の事で、俺の忠誠は変わらんぞ」

「当たり前だろう、俺だってそうだ」

「そうだ、むしろ御褒美だろう……」


 うん、若干一名、危なそうな奴が混じってるけど、見なかった事にしましょう。

 ここでも、カミラがおねしょをしたのは事実だと思われつつあるみたいだけど、カミラの人気が揺らがないのは、少々気に入りませんね。


 騎士達の休息所を覗いていたら、一人の騎士に目が止まりました。


「おい、パウル起きろ、おいっ!」

「んぁ……なんだ、もう仕事か?」

「お前、シャキッとしろよ、ガキ共に舐められるなよ」

「ふん、あんなクソガキ共に、このパウル様が舐められるだと、あり得ねぇよ」

「んじゃ、ぶっ叩き過ぎて壊すんじゃねぇぞ」

「ふふん、そいつは保証出来ねぇな……全てはリーゼンブルグの利益のためだからな」


 休息所の端で、同僚の騎士に起こされて、ニヤけた笑みを浮かべたパウルという騎士には見覚えがあります。

 そう、船山を散々殴りつけていた騎士です。


『ケント様……こいつ……』

『うん、分かってる、こいつ、何とかしたいよね』


 フレッドもパウルの事は覚えていたそうで、時折行動を探っていたそうです。


『このパウルって、どんな奴なの?』

『あまり優秀じゃない……酒好き……』

『酒好きっていうのは、何か利用できそう?』

『たぶん……何度か失敗しているらしい……』


 休憩を終えたパウルは、土属性の術士の訓練場へ向かうのかと思いきや、攻撃魔術の訓練場へと足を向けました。

 フレッドの話では、騎士達は場所を交代しながら監視や指導を行っているそうです。


 パウルは、木の棒を右手に持って、攻撃魔術の訓練を行っている同級生の後ろをウロウロと歩き回っています。

 この木の棒にも見覚えがあります。


 同級生達の間にも、どんな人物なのかと広まっているらしく、女子の中にはパウルが後を通っただけで身体を硬くして、魔術を発動し損ねてしまう人も居ました。

 そうなると、パウルは当然という顔で、容赦無く棒を振り下ろします。


「なに失敗してやがんだ、貴様は実戦で死にたいのか!」

「あぐぅぅぅ……ごめんなさい、ごめんなさい……」

「馬鹿野郎、誰が休んで良いって言った! さっさと立って続けろ!」

「あぎぃぃぃ……ごめんなさい……」


 パウロに背中を殴打されても、涙を流しながらも立ち上がり、女子は訓練を続けようとします。


「ちょっと、いい加減にしてよ、そんなに叩いたって上手くなる訳ないでしょ!」

「何だ貴様は……逆らおうって言うのか?」

「ええそうよ! 私達は魔術なんか無い世界で育ったの、しかも知らない世界の知らない言葉の詠唱だけ教えられて、それで魔術を使えなんて……上手く行くわけないじゃないの!」


 パウロに食って掛かったのは、剣道部に所属し、女子の間では剣姫と呼ばれ、男子の間では剣鬼と呼ばれている本宮 みどりです。 


「うるさい! 口ごたえする暇があるなら、一発でも多く魔術を撃ってみせろ、それに、この程度の事でビビっていて、魔物相手に戦えると思うのか? 奴らは本気で殺しに、食らいに来るんだぞ!」


 船山にも同じ様な事を言っていて、一理あるかも……なんて思ってしまったけど、自分の暴力を正当化する言い訳でしかないんだよね。

 このままだと本宮さんも殴られそうなので、ちょっと思いついた事を試してみましょう。


「貴様らが、実戦に出ても死なない……ように、ん……何だ、急に……くそっ、訓練を続けろ……何だ、どうなってる……」


 パウロは、フラフラと訓練場の隅まで歩いていくと、木の根本に座り込むと、すぐに鼾をかいて眠り始めました。

 うん、眠り薬三粒だとこうなるんだね。


 眠り込んだとなれば、やる事は決まってるよね、エール用のジョッキが再び活躍しましたよ。

ただ、カミラの時のように布団に浸み込む訳じゃないから、周りには分かり難いだろうけど、一人でショックを受けてなさい。


 パウロが居眠りを始めたのを見て、同級生達は訓練の手を止めて様子を窺っています。


「本宮さん、どうする……?」

「他の騎士が来るかもしれないから訓練は続けよう。どっちにしても魔術が上達しないと死んじゃう可能性が高いからね」

「そうだよね、やるしか無いんだよね……」

「うん、でも邪魔者が居ないから落ち着いて練習しようよ」

「そうだね、分かった」


 眠り薬を直接胃袋に放り込むという方法は、かなり有効な手段になりそうです。

 叩いたり蹴ったりして起こさなければ、たぶん七、八時間は眠ったままでしょうし、その間に同級生を救出する事は可能でしょう。


 問題は、眠り薬があるのだから、気付け薬とかもあるかもしれないので、その辺りはヴォルザードに戻ってミューエルさんに確認しておきましょう。


『ケント様……これは有効……』

『だよね。この方法で、どんどん騎士を眠らせてしまえば、無駄に血を流さないで同級生を救出できると思う』

『馬車を奪って逃げた方が良いと思う……』

『そうか、そうだよね……でも、僕ら馬車とか馬とか扱った事が無いから、ちゃんと動かせないかも……』


 映画やドラマで馬車を走らせているのは見た事があるけど、実際に馬車を動かした経験なんて無いし、どう手綱を扱って良いのかも分かりません。


『フレッド達に動かしてもらえば良いか』

『それは……たぶん無理……』

『えっ、どうして? みんなは馬車を動かせないの?』

『馬は……魔物を怖れるから……』

『あっ、そうか……』


 生前のフレッド達ならば、馬車を動かすのはお手の物だったのでしょうが、スケルトンとなってしまった今では、馬が怖がってしまって近寄るのも難しいそうです。


『ケント様……5人と一緒に訓練……』

『そうだよ、救出したみんなと馬車の扱いを覚えて、一緒に救出作戦を手伝ってもらえば良いんだ』

『馬車なら……移動も早い……』


 最初に召喚された時、みんなは馬車に乗せられて駐屯地へと連れて行かれました。

 遺された僕は、ドナドナを歌って見送ったけどね。

 なので、全員を乗せられるだけの馬車は駐屯地にあるはずだよね。

 これなら救出を早められそうだね。


『救出が早められるのは良いけど、何か僕の行動って行き当たりバッタリって感じだよねぇ……』

『ケント様……状況は変わるもの……その時の最善を選ぶべき……』

『そっか、そうだよね……』


 僕みたいな子供が未来まで見渡すなんて出来っこないし、今出来ることをジタバタ足掻くしかないよね。

 それに、今度の作戦は僕だけじゃ無理だから、戻って5人と相談して、ラインハルト達やドノバンさん、クラウスさんにもアドバイスしてもらった方が良いよね。


 ならば、プロジェクト・メイサの仕上げと、委員長への夕方のケアをしてからヴォルザードに戻りましょう。

 カミラ・リーゼンブルグは、マメに訓練の状況を視察しているそうです。


 訓練の進捗状況が、自分の計画推進に直結するのでしょうから、気になるのも当然ですよね。

 同級生達は隷属の腕輪を着けられているので、危害を加える事は出来ないはずですが、カミラは金ピカ鎧の胴の部分だけは身に着けています。


『あれは……地位を見せ付ける意味と……魔術の流れ弾対策……』


 フレッドの言う通り、金ピカの鎧は訓練場では無言の存在感を放っています。

 一見すると威厳に溢れた表情で視察を続けているようですが、今日のカミラは時折ふっと、あらぬ方向へと視線を投げる事があります。


 そうした時には、決まって眉間に不機嫌そうな、不安そうな皺が寄っています。

 どうやら、僕が手を下すまでもなく、プロジェクト・メイサの効果が現れてきているようですが、止めの意味でも仕上げを行いましょう。


 金ピカの鎧を着けた状態ですから、とにかくカミラは目立ちます。

 ですが、広い駐屯地、訓練場を回る間、騎士達の視線が届かない瞬間は存在します。

 その時こそが、僕の仕上げの時間です。


 土属性術士の訓練を視察したカミラは、執務室がある建物へと戻って行きます。

 その途中、宿舎と倉庫の間を抜けていくようですが、おあつらえ向きに人の姿が無かったので、倉庫の通気穴から囁いてやりました。


「おねしょだと! カミラ様が?」

「馬鹿、声が大きい……」

「すまん……だが、冗談だろ?」

「いや、本当らしいぞ……」


 通り過ぎ掛けたカミラは足を止め、ギギギっと音がしそうなぎこちない動きで通気穴を振り返りました。

 その後、キョロキョロと周囲を見回すと、通気穴の傍へと身を寄せて、耳をそばだて始めました。


 通気穴は、細い板をブラインド状に重ねてあり、外から内部の様子を窺う事は出来ません。

 それでも、荷物の影になる場所から、一人芝居を続けました。


「そんな話、信じられるものか……」

「だが、本当だとしたら……」

「カミラ様が、お幾つだと思っている、無い無い……」

「でも、もし本当だったら」

「そんな事は無い!」


 一人芝居で言い切ると、カミラはほっと胸を撫で下ろしました。


「だが、もし本当なら幻滅だな……」

「そうだな……」


 カミラは顔面を蒼白にして、またギギギっと軋み音がしそうな動きで通気穴の傍を離れれると、フラフラと歩き始めました。

 その姿は、まるで戦に負けて敗走する王族のようです。


『くっくっくっ、追っ手も来ない状況で、ただ執務室まで帰るだけだ、泥水をすすってでも歩け』

『ケント様が……黒ケント様になってる……』


 執務室のある建物に入った後も、階段の影を利用して同じ様な一人芝居を打ってやりました。

 執務室に辿り着いた時には、カミラはHPを使い果たしたような顔をしていて、ドアを守る衛兵がギョとしていたほどです。


 鎧を脱ぎ、執務室の机に向かったカミラは、両手で頭を抱えて深い溜息をもらしました。


「はぁぁぁ……何をやっているのだ私は、まったく情けない……」


 たった一日ですが、かなりカミラを消耗させられたようです。

 救出までに時間が掛かるようならば、また日をおいて仕掛けてやりましょうかね。


 夕方の診察室に向かうと、委員長は仮眠するどころか、夢中になって同級生たちの治療を行っていました。

 どうやら騎士タイプの模擬戦が終わって、そちらの怪我人が大挙して押し寄せて来ているようです。


 顔に青痣を作って、どこか焦点の合わない目をしている女子。

 いつぞやの僕のように、左肩を押さえて呻いている男子。

 まるで野戦病院に迷い込んだような気がします。


「出血の酷い人、頭を強く打った人を優先して!」

「唯香、無理しちゃ駄目だよ」

「そうだよ委員長、僕らまだ我慢出来るから……」

「ごめんね……みんな、ごめんね……」


 たぶん日本に居た頃に、こんな状態で待たされれば、文句を言い出す奴が居ただろうけど、必死に治療を続けている委員長の姿を見れば、文句なんて言えないよね。

 と言うか、このままだと委員長倒れそうだよね。


 ポケットを探って、念の為に持って来た青いケースを取り出して、魔力の回復を助ける丸薬を一粒委員長の胃袋に放り込みました。

 どの程度効果があるか分からないし、急場しのぎではあるけど、何もしないよりはマシでしょう。


 暫くすると、夢中で治療を続けていた委員長が手を止め、きょろきょろと周りを見回し始めました。


「どうしたの、委員長」

「えっ? あぁ……ちょっと王子様の気配がしたから……」

「はぁ? 王子様……?」


 腕の大きな裂傷を治療してもらっていた男子は、理解不能といった表情を浮かべています。

 どうやら、急場しのぎにはなったようですね。


 と言うか、こうした魔力の回復を助ける薬とか、ポーションみたいな物は与えられていないのかな?

 劇的な回復とまではいかなかったみたいだけど、委員長は急を要する怪我をした同級生の治療は終えられたようです。


「食事は後にして……」


 委員長はエルナと目を合わさずに言いつけると、ソファーに身を沈めました。

 直ぐに委員長の背中に手を当てて、治癒魔術を流します。


「あぁ、王子様……」


 毛布を口元まで引き上げた委員長は、毛布の下で左手を握ったり開いたりを繰り返しています。

 これって、握れって事だよね?


 右手は治癒を続けながら、左手を伸ばして重ねるように握ると、委員長は指を絡めるように、シッカリと握り締めてきました。


「ありがとう……」


 委員長は、そのまま寝息を立て始めたのですが、えっと……これだと帰れないよね。

 治癒魔術は流し終えたけど、帰るに帰れなくなって……どうしましょう。


 まぁ、エルナが戻ってくるまでなので、そんなに長い時間ではないでしょう。

 僕も一休みしながらヴォルザードに戻ってからの事を考えました。


 眠り薬を使った救出作戦を5人に話して、馬車の訓練は守備隊の人に頼まないと駄目だし、薬に関する確認をミューエルさんしないと駄目だし、でも、それより何より、マノンの誤解が全く解けていないんだよね。

 委員長の手を握りながら、マノンの事を考えてるなんて、これじゃ本当に屑チャラ男って言われそうだけど、それでも考えてしまうんだよね。


 それに、ベアトリーチェが何考えてるのか分からないと、同じ事の繰り返しになりそうだし……

 て言うか、僕がフラフラしてなきゃ良いんだって分かってはいるんだけど、委員長を見捨てるなんて出来ないし、ベアトリーチェはむこうから来るし、マノンは可愛いし……。


 あーっ、もうどうしたら良いんだろう、恋愛偏差値30以下の僕には難題すぎるよ。


『簡単……全部ケント様の物にすれば良い……』

『うぇ? もしかして、思考が洩れてた? うぎゃぁぁぁ……ハズい』

『ケント様なら……委員長も、僕っ娘も、領主の娘も……ついでにカミラもまとめて物にすれば良い……』

『いやいやいや、フレッド、そんなには無理だからね』

『でも、ケント様……考えてはいる……』

『ぐはぁ、だってさ、そりゃさ、ハーレムとか憧れるじゃん……』

『実現すれば良い……リーゼンブルグは多妻もあり……』

『うっ……そうなの? そうか、日本じゃないんだもんね……』


 フレッドの一言で、心がグラグラと揺れてしまいます。

 だって異世界だし、ちょっとチートになれたし、そりゃ夢見ちゃうよね。


 日本に帰ったらただのポンコツだけど、こっちの世界ならポンコツなりにもお金は稼げているから、生活はしていけそうだし……

 でも、クラウスさんとか、ドノバンさんとか、カルツさんとか、大人の人と自分を較べると、全然駄目駄目なんだよね。


 そんな僕がハーレムとか言い出したら、チョイ悪オヤジに殺されてお終いだよね。


『ケント様……世話役が戻って来た』

『了解、ヴォルザードに帰ってから悩むよ……』


 診察室のドアを静かに開けて戻ってきたエルナは、委員長の寝顔を見て少し躊躇した後で声を掛けてきました。


「聖女様、そろそろお食事にいたしましょう……」

「ん……んん……分かったわ……」


 エルナに返事をしながら、委員長は僕の手をギュっと握ってきました。

 僕からも握り返してから、力を抜くと、委員長の手が離れていきます。


 委員長は起き上がって毛布を畳みながら、エルナには見えないようにウインクをして微笑を浮かべました。

 委員長が診察室から出て行くのを見送って、さぁヴォルザードへと戻りましょう。


 出来れば5人と合流して、救出作戦の話をしたいのですが、講習終わった後は、どこで何しているのか……探さないと駄目かな。

 路地裏の影から表に出て、ギルドの玄関を目指しました。

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