意識しながら

最近、「ナニカコ」で自分が提案したタイトルで短編を書くことにした。

意識することは「起承転結」

いざ、それを意識しながら書いているとその難しさを知ることになる。

どこからどこまでが起にあたり、承にあたり転にあたり、結になるのかよくわからないからだ。


書いてみて読んでもらうと、私が思ったものとは違ったりする。


作者と読者の解離が生じるのだ。


解離?


いやいや、もとからくっついてもいないし、人間なのだからくっつくはずもなければ、必要性もないか。


それでも、「起承転結」を意識することは大切であり、難しいからこそ、意識して書くことの楽しさを覚える。


もう一つ意識すること、


これは長編の改稿するときに意識している。現在「かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く1」を書き直し実施中なのだが、とにかくエピソードごとに視点を同じにするように改善してきる最中だ。

前から指摘はされていたが、

改めて意識してみると視点の移り変わりが激しい。


こんなに激しかったのかあと、愕然としてしまったほどだ。

こりゃあ、混乱するなあ。


だから、エピソードごとの視点の統一を心がける。


意識するというのは、このエピソードは「朝矢」の視点、このエピソードは「弦音」の視点だと考えながら読んでみる。


そして、あきらかに朝矢視点と考えた場合に違和感のある箇所は、一文か二文ほどなら書き直すか消去する。


その部分から長きにわたり(何文も続いて)、朝矢以外の視点になっているときは、その部分からエピソードをわける。


そして、


自分がまったく知識のない読者だとしたらと考えての文章構造の変更や用語に関する説明。


やることはいっぱいだ。


ここで上記のことを宣言したが、実際に読んでみたら、言ってることとやってることちがうだろーー┌(`Д´)ノ)゚∀゚)

そんなツッコミはなしです。


まだまだ、はじまったばかりですからね。


こういうことに気を付けてみようと思っただけです。


ちなみに「かぐら骨董店の祓い屋は弓を引く3」に関しては完結のみを意識しながら書いてます(笑)





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