この声が

Rika

第1話 夢とは




この声がどこかの誰かに届きますように。



一人で考えたり日記に書くくらいならココに書いてしまおうと。

忙しいニューヨークでの生活が一瞬でコロナの影響をくらってしまい一人で生活をしています。


見るもの全てが美しいと思える自然

自然がある地球に産まれた自分




どれだけ恵まれているか

さぁこの世界を楽しみなさいと言われ


楽しみ方を間違え何回も空回りを続けてしまうのが人間。




綺麗な物を見つけるとスマホをかざし保存、心で感動し保存する事を忘れがちである。


目の前には綺麗な噴水、空は晴天、森林の隙間から見える高いビル。それをセントラルパークの中の建物でいうと二階の高さの通路にあるベンチから眺める。

あまりにも美しい光景が目の前に広がっているけど心のシャッターを使いたいと思いカメラは置いた。

頭の中をクリーンにしてくれて、誰にも邪魔されないこの場所が好きで暇さえあれば通った場所を薄っぺらい偽物の思い出にはしたくなかった。


欲しかった物は上質な経験と感動するような経験。

私はここでたくさん考えました。絶対に忘れる事はないでしょう。


ずっと夢がありました。


夢に向かって突き進むことがワクワクして大好きだった。でも甘かった。

その時は、プライドしかなく周りの人を幸せにする事から背を向けプライドという刀をお守りとして持っていた。戦争に行くわけじゃないのに刀を振り回すために大事にしていた。


自分が弱いからこそ持たなければいけないプライドだった。1番荷物になり必要ないものだけど、その頃は1番大事だったし心の支えであり手離せないものだった。


そんな私が描いた私にとっての大きな夢は、今思うと意外にも小さな夢で、私が思っていた小さな夢は、今思うと意外にも大きな夢だった。


友達はみんな私に無理だと言うが自分と遠い関わりの大人は若いうちはなんでもしたほうがいいと言った。

近くの人よりも遠くの人を信じたくなるほど、自分の直感が正しいと確信が少しでも欲しくてただ私の背中を押してくれる言葉をくれる人を探していた。

自分の直感で大丈夫だよと言って欲しかった。


最終手段はお金を払ってでも良い事を言ってくれそうな人からの言葉が欲しくて占いも何回も行った。


そして、自分で選んで得た好きな環境を作って生活をし、飽きてはまた違う環境を作って生活をした。

毎日を積み重ねていくたびにまたつまらないと思っていた。つまらなくしてたのは自分自身でしかなく、自分がつまらない人間だったから。もっとできるんじゃないかという自分への期待でもあった。


君はポジティブだねとよく言われたが、ポジティブというかネガティブな発言を探す事がめんどくさくて"大丈夫!なんとかなる!"をただ連呼してたからだと思う。

わざわざポジティブになる必要はなくネガティブになる必要もない。ネガティブな発言はめんどくさいし、ポジティブすぎる発言も痛々しい。

中間のニュートラルにいる事が心地良く難しくもある。

ポジティブもネガティブも紙一重でポジティブになろうとする事でネガティブな自分を隠そうとしネガティブになることで自分を大切に守るためというポジティブな自分がいる。


そして、モチベーションは意味がない。今日、たくさんのインプットする出来事がありモチベーションを上げても明日、辛い出来事があってしまえばモチベーションなんてすぐ下がる。

明日が試験が何かでで一夜漬けでもしない限りそんなものはいらない。

冷静に必要な事を淡々とする事が1番の近道。

例えば仕事でモチベーションをもって取り組む人と、ただただ必要な事を完璧に仕事をこなす人と売り上げなんて変わらない。むしろ人によるけど淡々とこなす人の方が多い場合もある。


モチベーションが壊れた時ほど自分の扱いがめんどくさくなる。


そんなめんどくさがりやな自分が一番の敵だった。






  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る