【歴史系短編集】大法螺葦原国史

久浩香

史実風味の史実でない話

午前三時で、丑の刻参りしか連想できなかった

第01話 午前三時の小さな冒険

 一日目


「のぉ。岡水おかみや。其方の元に、誰ぞ、訪ねて来なんだかえ?」


「ああ。御祖母様おばばさま。あちらで皇太后になった女の使いですよ。挨拶だけして去りました」


「ほぉ。そうか。つまらぬのぉ」



 二日目


「のぉ。岡水や。其方の元に、誰ぞ、訪ねて来なんだかえ?」


「ああ。御祖母様。皇太后になった女の使いですよ。続く凶作の報告だけして去りました」


「ほぉ。そうか。つまらぬのぉ」



 三日目


「のぉ。岡水や。其方の元に、誰ぞ、訪ねて来なんだかえ?」


「ああ。御祖母様。皇太后になった女の使いですよ。豊作を祈念だけして去りました」


「ほぉ。そうか。つまらぬのぉ」



 四日目


「のぉ。岡水や。其方の元に、誰ぞ、訪ねて来なんだかえ?」


「ああ。御祖母様。皇太后になった女の使いですよ。豊穣の滂沱の雨を祈念して去りました。


「ほお。そうか。………いっそ、溢れされてやるといい。おぉ。それならば、面白い」


「御祖母様。旱魃忌避の祈念ですよ」


「ふん。わかっておるわ。…つまらぬのぉ」



 五日目


「のぉ。岡水や。其方の元に、皇太后になった女の使いが、訪ねて来なんだかえ?」


「ええ。御祖母様。来られて去りましたよ」


「今度は、何を祈念しよった?」


「さぁ。皇太后になった女の使いは、何も言わずに去りました」


「ほぉ。そうか。愉快よのぉ」



 六日目


「のぉ。岡水や。其方の元に、皇太后になった女の使いが、訪ねて来よったな?」


「はい。御祖母様。来られましたよ」


「明日も来よるかのぉ」


「さぁ。もう来られぬのではないですか?」


「ほぉ。そうかぁ。愉快よのぉ」



 あ~あ。

 やだなぁ。

 御祖母様が気づいちゃったよ。

 だけど、罪深いねぇ。

 自ら来るならまだしも、憑代よりしろに来させるなんて。ねぇ。



 ◆◇◆


 大内裏の東に隣接する鹿美濃かみの上皇の後院である麗静れいぜい院に呼び出された藤原義総よしふさは、鹿美濃の御用の後に、立花潔伴きよともの娘の勝子かちこ皇太后への挨拶を済ませてから、彼にとってに異母叔母である藤原於夏おなつの元を訪ねた。


「孤児同然のお前が、何の為に夫人ぶにんに据えられたと思う!? 上皇様が戯れに手をつけた卑賤の女嬬にょうじゅでさえ孕んだのだぞ! それが…お前、未だに未通娘おぼこだというではないか! 恥を知れ!」


 於夏は震えあがった。

 義総の声は抑えられていたが、どんな大音声の怒声よりも激しく厳しかった。


 片や上皇の夫人である叔母、片や未だ蔵人くろうど雑色ぞうしきの甥。身分立場ともに於夏が上であるにも関わらず、於夏は義総の仕事の出来ない側仕えの如くに言われるがままだった。


 叔母と甥の間柄といっても義総の方が年長であった。


 於夏の母は、彼女の父の宇智麿うちまろが老境に入り、若い頃の苦い記憶に捕らわれて摘んだ花で、彼女を産むと萎れる様に儚くなった。宇智麿は於夏を吾子とは認めていたが、寄る年波には勝てず早々と亡くなった。

 幼い於夏を後見し、養育してくれたのが義総の父で、於夏の異母兄である藤原布由継ふゆつぐだった。

 布由継の母は、宇智麿の最初の妻でありながら、鹿美濃の父天皇に奪われた女性である。


 八年前。

 鹿美濃が天皇であった頃、彼の撫育係を勤めた縁から信任が厚かった布由継は、鹿美濃の御心に沿って、鹿美濃の異母妹で、彼が皇太弟となった時からの妃であった孝津たかつ内親王を廃妃し、彼の子供を産んだ夫人の勝子かちこを皇后に定める事に尽力した。そして、その功労の褒美として、空いた夫人の席に、於夏を座らせたのだ。当時の於夏の年齢から察して、後宮で寵愛を受けさせる為というよりも、後見人の交代という色合いが強かった。

 だから、於夏にとって義総は、甥というよりも恩人の息子である。


 そして義総の方も、於夏の事を、祖父が後先を考えず色惚けた結果、父が押し付けられた尻拭いをさせられた厄介者としか思っていない。それでも、鹿美濃の子供でも身籠っていれば、それなりの扱いをしたのだろうが、鹿美濃の愛情が向いていない以上、彼にとっての彼女を卑下する感情が好転する事は無かった。


 ★


 義総が鹿美濃に呼び出されたのは、彼の結婚についての話だった。


 鹿美濃は異母弟の多智おおともに譲位する際に、年若い子供達を臣籍降下させた。元の身分と母親の実家の後見、それから己の才覚によって出世可能な親王達への心配は無かったが、女嬬との間に生まれた喜代きよ内親王には憂いがあった。


 喜代の母親は下級貴族の娘で、義総の言う通り、鹿美濃が一時の誘惑に打ち勝てず、安らぎを求めて手を付けてしまった女性だ。

 弁解するならば、その当時の鹿美濃は、上皇となった実の兄との関係が緊張状態にあり、絶えず苦悶に喘いでいた時期であった。

 それでも、女嬬との間に生まれた子供が親王であれば、それも杞憂であっただろうが、運悪く生まれたのは女の子だった。

 鹿美濃は、喜代だけを内親王のまま留める訳にもいかず、かといって後顧の憂い無く彼女を預けられる元親王も不在であった為、【天皇の皇女の嫁ぎ先は、天皇の孫である三世王までに限る】という令に背く事を決めたのだ。

 義総は、生まれながらの臣下の身分でありながら、喜代内親王を賜る事となった。


 令を破り、臣下に降嫁させるのは前代未聞の事であるが、それと同時に、義総の出世は、確実なものとなった。

 しかし、それはあくまで鹿美濃上皇が上皇としての権勢を奮っている間の事だ。この勅命により、ようやく出世街道に足を踏み入れたばかりの義総と違って、鹿美濃上皇は、表向きは一線を退いたばかりだ。義総は、この降って沸いた僥倖を確実に後ろ盾とする為に、新天皇の皇太子に立った眞沙羅まさら親王の実母である勝子皇太后へ擦り寄った。


 勝子は慈悲深く、鹿美濃と他の女性との間に生まれた子供であっても、その事できつくあたる様な女性では無く、喜代内親王の行く末には、彼女も心を痛めていた。於夏が夫人となった時も、姻戚である彼女を“遠妹とおといも”と呼び、いとおしんだ。


 ★


「まあいい。今日、ここへ来たのはお前の役立たず振りを叱責する為ではない。お前の退下が認められた。急ぎ支度をせよ」


 本来、その様な事が簡単に許される筈は無いのだが、ここが大内裏内で無い事や、於夏が夫人とはいえ、未だ手付かずである事が幸いした。於夏を乗せた牛車は、大内裏は元より、布由継の邸宅のある平晏京内からも出て、北へと向かった。


 ★


 気生根神社。

 本宮は高岡水神という水神を祭神として祀っており、古くから祈雨の霊験灼たかな神社として知られている。



 今回、鹿美濃が譲位する事に異議を唱えたのは、右大臣の布由継だった。

 曰く

「干害による財政難の中、二人の上皇を礼遇する事は不可能」

 と、言う事だった。

 しかし、鹿美濃は強硬にそれを行った。



 於夏の気生根神社参詣は、勝子皇太后の名代としてである。気生根神社に高岡水神を祀り始めたのが初代天皇の母であった事から、皇太后という立場の者と所縁があるのだ。

 参詣目的は、当然、祈雨である。

 しかし、これはあくまで表向きであった。



 気生根神社の近くには藤原布由継の山荘があった。於夏が、強行軍の疲れを御帳台の中でひとしきり癒していると、義総が入室してきた。彼は、部屋の入口に置いていた行李の上に文箱を恭しく置いた。


「よいか於夏。お前には通常の祈雨と共に、勝子皇太后の憂いを祓う祈念もしてもらう」


 ★


 勝子は、鹿美濃が天皇として即位した時に夫人となったが、その時に夫人となったのは、彼女だけでは無かった。


 丹自氷尚子たじひのたかこ

 従五位下の下級貴族の娘である。いつ鹿美濃が見初めたのかは不明だが、彼が皇太弟となる以前からの付き合いである。馴染みの深さから夫人となったまでは良いが、孝津内親王を廃妃したした後、子供を儲けたでもない彼女が妃に立てられた。


 通常、妃以上の地位は、内親王にのみ許された地位であり、例外として、それまでの天皇家への貢献度という政治的圧力により、男子を産んだ場合にのみ、藤原氏か立花氏の二家の娘であれば許されるようになった。

 勝子が皇后に立てられたのは、彼女が立花家の娘であり、藤原家の遠戚であり、更に眞沙羅親王を出産したからだ。


 しかし、尚子は、ただ鹿美濃の寵愛のみでその地位に就いた。慣例に外れた行いを布由継は諫めたが、鹿美濃は聞く耳を持たなかった。いかに慈悲深い勝子であっても、この件については物思う所があった。


 そして、勝子は彼女の心を壊す言葉を偶々耳にしてしまった。


「尚子や。愛しい尚子。ああ、其方が余の子を身籠っておればのぉ。余は勝子ではなく、其方をこそ皇后にしてみせたにのぉ」


 鹿美濃が閨で尚子に囁いていた睦言である。勝子は、鹿美濃に甘える尚子の様子を空中に漂いながら見聞きした。彼女は、其れと知らぬ内に生霊を飛ばしてしまっていたのだ。


 女である。

 唯の女ではなく皇后であった。

 そして、今や皇太后となり、次の国母となる女である。


 国そのものである天皇が、次代の為に子を生す事は必要な事であり、その為に自分以外の女性を召す事への蟠りは、無いと言えば嘘になるが、必要な事だと教わって育った。

 しかし、これはあんまりな裏切りの言葉であった。

 家柄で愛が育まれるわけでは無いが、勝子は鹿美濃の子供を七人も生していた。皇后として、鹿美濃の寵を受けた女性にも気遣い、鹿美濃の子であれば吾子の如く接してきたつもりであった。

 身も心も馴染んだ、鹿美濃の唯一人の女性であると信じていた。


「いやしかし、これで良かったのやもしれん。勝子が子を生したからこそ、あの孝津を大内裏から退ける事ができたのだ。高慢な高津は、其方を虐めておったのであろう? 尚子。余は其方さえ傍におればそれで良いのだ」


 それがどうだ。

 鹿美濃の真実の愛は他所にあり、高津内親王を妃の地位から追い落とした理由も、全て尚子の為であったのだ。


 女である。

 いかに慈悲深い勝子であっても、この不義は耐え難かった。



 勝子は思わず、その事を義総に吐露してしまった。


「私には、淳古じゅんこという妹がおりまして、兄の欲目を抜きにしても、それはそれは愛らしく、慎み深く穏やかな妹なのですよ。貴女様の懊悩の元凶が無くなれば、是非、春宮にご紹介したい娘なのです」


 義総は、そう言ってにこりと笑い、勝子は、ある物を渡して、


「そうね。眞沙羅にもそろそろそういう相手が必要ですね」


 と応えた。


 ★


 七日目 丑の刻


 昼間は、気生根神社の本宮で雨祈をした於夏だったが、丑の刻になると、密かに山荘を抜け出し、先の六日間と同じく、白い装束を着て、顔に白粉を塗り、目の周囲と唇を朱に染めて、奥の宮へと向かった。


 文箱の中に入っていたのは、尚子の一筋の髪の巻きつけられ、内部に彼女の切り捨てられた爪の入った藁人形だった。もし、義総からの申し出がなければ、自ら赴く為に、勝子が用意してあったのだ。


 於夏は、義総からこの事を命じられた時、一度は断った。しかし、義総の静かで恐ろしい声で、これが勝子皇太后の為である事。藤原布由継の為である事を諭され、これを断る事は、これまで育てた布由継の恩や、大内裏内で慈しんでくれた勝子皇太后の恩に仇で返す事だ。と、冷たく言い放たれて、折れてしまった。


 義総は、於夏が何をしているかは知っているが、姿は見なかった。しかし、於夏は、義総に言われた通りに事を成した。“した振りをして誤魔化す”という選択肢は、彼女には無かった。


 於夏は、藁人形を奥の宮の中で一番立派なご神木に藁人形を当てると、予め食い込ませておいた五寸釘の頭の上に槌を当てた。


「帰命岡水大明神。願はくば妬しと思ひつる尚子を憑き殺し給え」


 義総から指示された通りの言葉を紡ぐ。


 カーン

 カーン

 カーン

 カーン

 カーン

 カーン

 カーン


 七回、打った。

 その瞬間、時空が歪んだ。

 於夏は、驚いて槌を落とし、その場にへたりこむと、せわしなく首をキョロキョロと巡らせた。


「あ……あぁ………」


 眼球から涙が滲み出し、目尻に引いた朱が頬を伝って蕩けた。まるで、血の涙を流したかの様に見えた。


 御神木の上から、濃灰色の雲に寝そべって姿勢で乗った岡水が降りてきた。彼の髪の色は銀色で、糸になって降る雨の如くであった。顔は思いのほかに幼い。


「あ~あ。ご愁傷様。っと違うか。満願成就おめでとう。って言うべきかな?」


 彼の瞳の色は淡い灰色で瞳孔だけが黒い。その目は憐憫に溢れ、諦めた様なため息を零した。於夏の鼻に息がかかる近さに岡水の顔は降りてきた。


「見逃してあげようって思ってたんだけど、御祖母様に気づかれちゃったよ。君も馬鹿だね。こんな事しなければ、黄泉と繋がる事もなかったのに」


「なんの。もうその者は妾の物ぞ。岡水や。其方は、この者はもう来ないと言ぅた。妾は来ると言ぅた。妾の勝ちじゃ。約束通り貰い受ける」


 声は、岡水の後ろから響いた。岡水は御祖母様と言っていたが、高音の澄んだ声だった。


「解っておりますよ。御祖母様」


 岡水は、やれやれ、とでも言うように後ろに下がった。

 その女性は、御神木の前に立ち、釘の突き刺さった藁人形を持っていた。深紅の薄い唇を吊り上げて笑みを浮かべ、アーチ状に細めている為見えにくくはあるが、瞳の色は赤黒い。青みがかった真っ白な肌。そう思うのは、於夏の憧れ思慕の対象である所為かもしれないが、於夏の目に彼女の顔は、出会った事の勝子皇太后に見えた。


「満願成就した褒美じゃ。其方の肉体は、其方が帰依した岡水の祖母たる妾が貰うてくれようぞ。この女子尚子も、もちろん殺してくれようぞ」


 勝子皇太后の顔をして恐ろしい事を吐く女の言葉に、於夏は、ふっ…と意識を手放した。 


 女は、於夏に自ら装束を脱がさせる。藁人形を握る手の力を緩めると、七日間、於夏の言霊を浴びた藁人形は、於夏の臍に頭から潜り込んでいった。岡水が、声を発しない呪文を口ずさむと、藁人形は、於夏の子宮の中で虚空を産み落とした。そして、虚空の中に女の寛げる空間を作る。

 女の仮宮としての体裁が整うと、ようやく女は、於夏の胎内へと潜っていった。


 岡水は、於夏の中の女に深々を礼をした。


「それでは、誘美いざなみの御祖母様。お気をつけて逝ってらっしゃいませ」


「おお。あの日より二千年以上経ちておる現世うつしよよ。胸が高鳴るわ。愉快よのぉ」


 ★


 七日目 明け方


 於夏は、いつの間にか山荘に戻っていた。満願の日を迎え、義総は於夏を連れて鈴鳴院へと向かった。


 ★


 誘美は、死んだ肉体を持つ神だ。


 気生根神社は、そこに不浄の霊が依らぬ為の結界が張られていたが、そもそもは、根の国黄泉に住む誘美から生じた、呪いの気が噴き出す場所であったので、それを常世に満ちさせぬ為の結界であった。そして、力づくで抑え込むには彼女の気は、力強く禍々しすぎたので、結界を壊してしまわぬ様に配されたのが、岡水だった。


 岡水は、誘美が死んだ原因である火具槌かぐつちから生じた神だ。誘美は、この孫神には何の遺恨も無かったので、これは良い采配といえた。


 しかし、二千年以上封じられた誘美の気は、結界を壊す事なく気生根神社を出た。於夏の生の肉体を使役して、堂々と真正面から出ていった。


 常世を住処とする誘美にとって、現世は常世だ。彼女にとっての太陽は、気を滅させる灼熱であったので、彼女は太陽が完全に没してからでないと、於夏の肉体の中から気を生じさせる事はできなかった。そして、於夏の肉体を完全に掌握するには丑から丑寅の刻を待たなければならなかった。


 ★


 丑寅の刻


 眠る鹿美濃上皇の傍らで、尚子は、呻き声をたてる事もなく、みるみる内に冷たくなっていった。


 そうしたのが、於夏の胎内で、誘美に仕えていた藁人形の仕業だと気づく者はいなかった。ただ、義総と勝子皇太后の二人は(もしや)と思い、顔を青ざめさせた。


 ★


 尚子を殺させた彼女は、夜の平晏京の中を自由に蠢き、不運にも彼女の姿を見止めた者を、彼女が彼女の夫であった男に宣言した様に、絞殺した。もちろん、平晏京を蠢くのは、誘美の気であったので、それと於夏を関連づける者などいない。


 やがて、尚子を亡くした鹿美濃は、於夏の部屋へと通った。昼間の於夏は、まだ男を知らない頃の於夏のままであったが、夜の於夏は艶めかしく、相反する佇まいに鹿美濃は溺れたが、彼女は胎の中に虚空を孕んでいたので、彼女も又、子供を生す事は無かった。鹿美濃は、虚空の中にいる誘美に生気を吸い取られながらも、十六年生きた。


 ★


 勝子太上太后が当時の自らを恥じ、死に瀕して、遺体を埋葬させず路傍に放置させる事を遺言し、その通りにされた。誘美は、勝子が誘美の根の国にある本性以上に醜い姿を世の人々に晒した事で、ようやく気が済んだのか、仮宮於夏の胎内から出た。


 岡水は、人には認識できない赤黒い龍の姿を取り、華裳川を下り、於夏の生み出した虚空の中に潜む誘美を迎えた。


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 後書


自主企画

主催者:香鳴裕人 様

[第2期] 同題異話SR -May- 『午前三時の小さな冒険』


参加用書下ろし作品です。

キャッチコピー『午前三時で、丑の刻参りしか連想できなかった』


史実を元に書いてますが、史実ではないですし、こんな話を書いてしまっては、呪われる恐れがあるので、登場人物等の漢字を変えてます。



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