ジョビンを聞きながら


ジョビンを聞きながら


あの頃思い出す


グラスに透き通る


オレンジティーの影



  海辺のテーブル


  肘をつきながら


  君の微笑みは


  陽射しより眩しい






風に乗るジョビンは


遠い日の思い出


青空に浮かんだ


大きな白い雲



  あの頃僕らは


  平和だと知らずに


  いつまでもずっと


  続くと思ってた






目を閉じ聞くジョビンは


君を連れて来るよ


色鮮やかな君が


いつでもここにいるよ



  海の向こうかな


  山の彼方かな


  あの星のそばかな


  今君はどこなの






ジョビンを聞きながら


ジョビンを聞きながら…















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