ふたり
自分も周りも傷つけて 足掻いてきたけれど
全ての過程は 君と出会うためにあったと思う
今まで頑張ってきたから
神様がご褒美をくれたんだね、きっと。
自分を好きになれるように、って。
一人でいい。
たった一人でいい。
愛してくれる人じゃなく 愛せる人でもなく
「愛し合える人」が欲しい。
ヨワムシな私の最終課題。
手に入りそうと追えば手に入らず
諦めて 投げ出して
そうやって 繰り返し。
けれど
もう大丈夫。
ヨワムシは、それを認める強さを手に入れた。
君という盾がいるから もう怖くない。
差し出された手は、大きくて温かい。
もう その手を振り払ったりしない。
ねぇ もう少しだけ前に進んでみたいんだ。
いいかな? いいよね?
大丈夫。
根拠はないけど きっと平気。
前へ進もう
ふたりで。
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