「好き」から見るロリコンの真髄

 最初にこじつけるのは「好き」とロリコン(ロリータコンプレックス)について。

 いきなりぶっ飛んでますね。それもそのはず、関連性の見えないもの同士だからこそのこじつけですから。

 まずはロリコンことロリータコンプレックスについて簡単にまとめると、幼女や少女のような幼い女性に対して性的嗜好や恋愛感情を抱く人の総称をいいます。今回はこうしたロリコンというものの始まりを「好き」という言葉の由来とこじつけていきます。

 内容によっては女性蔑視や不特定多数の怒りを買う可能性がありますが、あくまでこじつけなので、どうか寛大な心で閲覧ください。


 「好き」という言葉の由来について考えてみてください、と言いたいところですが、この漢字は見たまんまといいますか。結構その由来となった状況は想像しやすいかと思います。「女」と「子」ですから、まず浮かぶのは親子の姿ではないでしょうか。私もそうではないかと思い調べてみるとやはりそうでした。

 「好き」とは女性がひざまずいて子供を抱きしめる、というなんとも心温まる様子をもとに生まれた漢字でした。つまりこの「好き」とは母親が子供を可愛がるそんな愛情の発露を形どった漢字ともいえる訳です。

 そのことから考えると、この「好き」という言葉を含む「好意」という言葉の意味や印象は、子供が母親に対して感じる親しみを元に生まれたと言えます。

 そして好意を寄せるものには自ずと引き寄せられ、手にしたくなるもの。そうではないですか?


 さて、ここからロリコンという視点から考えてみます。

 ロリコンとは先に説明したように、幼い女性に対して「好意」を抱いている人のことを指します。先ほどの説明ではまるで自分よりも年下の、それも子供に対して母性を求めているのか、とも取れてしまいますが私はその逆の発想に至りました。

 ロリコンというのは自分の内面に母性を求めているからこそ、幼い女性に対して「好意」を抱いているのではないかと考えました。


 「好意」とは親しみを覚えることであり、その先は求めること、「欲求」に繋がります。しかし、この好意はなにも子供から親への一方通行に限ったことではないでしょう。子供から親へ、そして、親から子供への親しみ溢れる交流の様子からこの「好意」という言葉が生まれたのなら、その注目する視点もまた人それぞれ違ってくるはずです。

 親へ無邪気に甘える「子供」に注目する人もいれば、そんな子供を慈愛の心で受け止めてあげる「母親」に注目する人もいるはずです。そして、その注目している相手の姿や振る舞いに「好意」を抱くようになると次に生まれるのは「欲求」ではないでしょうか。

 あの子供のように甘えたい。あの母親のように甘えられたい。

 こうした欲求が生まれてきたとしましょう。

 甘えたいという欲求は単純でストレートです。これはまさしく「おぎゃりたい」という表現で表わされるような欲求でしょう。ちなみに「おぎゃりたい」というのはまるで赤ん坊になったように甘えたいという心情を表現した言葉で、甘えたくなるような母性的温かさを兼ね備えた女性に対して抱く「バブみ」という言葉とセットでよく聞きます。

 では、甘えられたいという欲求はどのように表現されるのか。

 私はこれこそがロリコンというもの。ロリコンの根本にある欲求なのではないかと考えました。そうした欲求を有する人たちは自身の内面に温かな母性を求めているのです。その結果として幼い女性に対して好意を抱くようになったのではないかと考えます。

 

 しかし、これではただの発想であり、全然こじつけでもなんでもないですね。

 なので最後に無理やりこじつけていきます。


 正直に申しますと、いわゆるロリコンというのはあまりいい印象を受けない言葉です。私自身そうした偏見はないのですが(それはあなたがロリコンだからじゃ?)、どうしても周りの目というのを気にしてついつい自分の価値観を疑ってしまうこともあるかもしれません。

 しかし、声を大にして言いましょう。

 ロリコンという欲求もおぎゃりたいという欲求も、そのどちらも愛情の始まりと言える親子の絆が育まれるところを端に発する欲求なのです。

 形が変われど甘えたい気持ちも、甘える子供を愛おしく思うことも自然なことではないですか。

 もちろん一人の人間としての自制心はお持ちいただいた上で、あなたの心を満たしていただけたらそれはもう素敵なことです。

 自分の気持ちを素直に気持ちのいいやり方で満たせることを願っております。

 今回のこじつけは以上です。

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