第508話 日本人に共通の感覚?
妖怪やお寺のようなものを目にすると、特段それらに興味があるわけではなくても、親しみを感じるような気がしますが、それには、自分が日本人であることが関わっているかもしれません。
ノスタルジーを感じる理屈として、遺伝子レベルで過去の情報が刷り込まれているから、というような説明をどこかで聞いたことがあるように記憶しています。生物学には詳しくないし、情報という目に見えない世界の話なので、本当にそうなのかは分かりませんが、もしそうだとしても、それほどおかしいことではないのでは、という気がしなくもありません。
小さい頃に、妖怪が出てくるアニメを見たり、近所にあるお寺に出かけたことがあるから、親しみを感じるのかもしれませんが、なんというのか、単に覚えているというのとは違って、かつて自分がそれらと深い関係があったような気さえするのです。
頭の中がどうなっているのか、開いて見ることができれば良いですが、やはり外から見ただけでは分からないし、自分自身でも把握できない領域のことなので、如何ともしがたいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます