第485話 テケテケテ テレテッテテーテーレテッテー

 本当にそうなのか分かりませんが、昔の楽曲は、重厚なものが多かった印象があります。最近とは趣向が違うように思えるのです。主流な楽器が違ったのかもしれません。最近の楽曲の多くは、ポップでテンポの早いバンドチックな雰囲気ですが、昔の楽曲は、どちらかというと、オーケストラに近いものだったのではないでしょうか。


 話題を少し変えて、アニメの楽曲について話すと、最近のアニメソングでは、アニメのタイトルが歌詞に登場するものは、まったくといって良いほど見かけません。歴史的なアニメでは見かけるものもありますが、今ではほとんどがアーティストや声優の楽曲がアニメのオープニング用に作られていて、アニメと切り離しても、楽曲単体だけで機能するようにできているみたいです。


 音楽に限らず、映像作品や小説など、様々な種類のアートが、現代では溢れるように存在しているように思えます。はっきり言って飽和状態ではないでしょうか。求める人も数多く存在しますが、作り手を目指す人間もそれなりにいて、競争率は高いのではないかと思います。

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