第468話 凄いんです
話題(?)のアニメ映画を家で見て、また、ああ、凄いなあ、と思った。映画館で見たときも凄かったが、家で見ても凄い。単純にスクリーンの大きさに圧倒されたわけではないことが分かる。アニメーションという、映像で見せる芸術で、あそこまでできるのは凄いなあと、ただただそう感じた。
一応、四部作のシリーズだから、今までと通じる部分も多々あるが、それを壊して、まったく違う見せ方をしたというのも、凄いと感じさせる要因になっていると思われる。自分もときどき小説を書くが、そういうことをするのは勇気が必要なのではないか、と想像する。シリーズとして、今まで築き上げてきたイメージがあって、それを破壊するとなれば、いってしまえば観客を(様々な意味で)裏切ることになる。最終作だからこそできることなのかもしれないが。
本当に凄いものを見たとき、凄いなあという感想しか出てこないというのは、嘘ではないように思える。というよりも、あれこれ語ってしまうのは失礼だと感じる。美人に対して、顔の一つ一つのパーツについて言及しないのと同じである。けれど、作る側はそうした一つ一つの部分に拘って作っているのだから、やはり、凄い。
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