第457話 ブロック流小説の書き方
小説を書くときは、普通の文章を書くときよりも、文の構造に気を遣う気がする。もちろん、文の中身も大事なのだが、見た目というか、言葉と言葉の繋がりにも一層配慮するわけである。この点では、文章を絵として捉えている、といえるかもしれない。
自分の感覚としては、句読点で文が区切れることで、そこまでで一つのブロックが形成されているような感じがする。いくつかのブロックを組み合わせることで、一つの文ができている。この段落でいえば、「自分の感覚としては」で一つのブロック、「句読点で文が区切れることで」で一つのブロックになっているように感じられる。長さの異なるブロックを組み合わせることで、自分にとって適切だと思えるリズムを形成するつもりで、小説を書いている。
基本的には、自分が納得できる長さのブロックを組み合わせれば良いが、ときどき、自分にとって気持ちの悪いブロックを用いることもある。けれど、それも、それ単体では気持ちが悪いだけで、ほかのブロックと連携して、一つの文として機能するときには、気持ち悪さは感じられなくなる。
これはフォントの都合というか、文書作成ソフトの問題だが、文章の右端が整っていると嬉しい。ただ、句点も一文字としてカウントされるみたいで、なかなか上手くいかない。
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