第334話 高尚な言い訳

 今日は寝坊してしまいました。すみません。え、あ、いや、誰に謝っても意味はないか。


 もうね、毎日毎日同じことをしていて、好い加減飽きてきましたよ。いや、本当は全然飽きてなんかいないんだけど。ただね、こう、自分の中でも色々工夫しようと考えているわけですよ。工夫に工夫を重ねて、挑戦しているわけですけど、なかなか努力が報われないっていうか、報われたとしても、とても恩恵と呼べるほどではないわけで……。……まあ、それでも努力するっていうのが、努力家なんでしょうけど、残念ながら、私めにそこまでできる気力はない次第でして……。


 朝起きると、いつも空が青いからいけないんじゃないのかな、と最近になって思うようになりました。これが、黒かったり、あるいは、赤かったりすれば、もう少し意欲も湧くというものではないでしょうか。うーん、やっぱり、どうだろう……。ただね、退屈な日常を打破するには、そういう根幹の部分をどうにかしないといけないと思うわけですよ。うん、きっと、そうなんでしょう。内的な問題ではなく、外的な問題ということですな。


 はい、終わり。さようなら。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る