第290話 選ぶことではなく選んでから
現代では、同じグループに属するものでも、様々な種類が存在するので、選ぶだけで一苦労である。だから、あえて選択肢を少なくするするというのも、一つの方法だと思う。
たとえば、洋服を買うのなら、このブランドのものしか買わない、と予め決めておくのである。ほかのブランドの方が勝る部分もあるかもしれないが、選ぶときに様々な店を歩き渡らなくて済む(そういうのが楽しい人は、そうするべきだと思うが)。
これは個人的な意見だが(すべてそうだが)、どんなものを選ぶのかということも大事だが、それ以上に、選んだものをどこまで使いこなすかということの方が、非常に大事だと思われる。何を選んでも、それを大切に使うことはできる。
それは人間関係でも同じである。誰かを好きになっても、あとで必ずその人の嫌いな面が垣間見えてくるようになる。だからといって、その人が自分にとっての運命の人ではなかったのだ、などと思わずに、その人との関係を工夫していくことが、大切なのではないだろうか。
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