第276話 ゲームはゲームらしく、現実は現実らしく
ゲームの世界はやはりゲームだから、それなりに目的が欲しいと思う。ゲームの中で自由気ままに生活できる、みたいなものもあるが、自由気ままな生活は現実の方でやりたいと感じる。
現実では自由気ままな生活ができないから、そういうものが求められるのかもしれない。しかしながら、ゲームの中で自由気ままな生活をしても、自分は必ず現実に戻ってくるわけで、そのときに、現実は何も変わっていないことに憂鬱になるのが、個人的には嫌いである。それなら、思いきって現実を変える努力をした方が楽しいと思う。難しいことだが、決して不可能ではない。
ゲームをやるのなら、ゲームはゲームと割り切って、ゲームらしいことをしたいと思う。ゲームの中の世界に自分を投影するのではなく(もちろん、どんなゲームでもそういう面はあるが)、たとえば、ゲームの技術を磨くとなれば、それは現実の自分を変えていることになる。技術を磨くのは現実の自分で、それを反映する、出力するのが、ゲームであってほしいと個人的には感じる。
最近は、ゲームも一つのスポーツとして認められてきたから、ますます面白くなってきた。技術を磨いて対戦するというのは、まさにスポーツと同じである。
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