第203話 どんなときもできるルーチンワーク

 どんなに睡眠不足で頭が回らなくても、日々のルーチンワークは難なくこなせるから不思議である。


 どこまでの範囲をルーチンワークとして捉えるかによっても差があるが、毎日決まった手順で勉強しているのなら、それも最早ルーチンワークといっても良いと思う。覚えて、書いて、間違えたところをまた覚えて、書いて……、と続けるわけだから、そこまでの集中力が求められるわけではないし、最早何も考えなくても勉強はできそうな気がする。ただ、勉強しながら自分の考えをまとめたりする場合には、やはりそれなりに頭を回さなくてはならない。単純に記憶するだけなら、特に問題はないという話である。


 もちろん、睡眠不足であれば、それぞれの作業効率は低下する。しかしながら、効率とは時間当たりの作業量のことだから、いつもより時間を多くとればいつも通りの量の作業ができるわけで、その時間が大幅に増すようなことがない限りは、自分にとって不利益になることもない。


 個人的には、遊ぶことが一番ルーチンワークから程遠いように思える。

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