あなた……、図書館、好きですか?
ここ『お城の図書館』は、数多の人びとから愛されているのです。
それは、偶然の1冊に出逢うため、自身の向学のため、安息のため、未来への好奇心と過去への探究心を育てるため……。
わたしは、時計が静かに時刻を告げる図書館を覗いてみたくなりました。優しいナレーションのような案内も聞いてみたくなりました。
そこで起こる、不思議な出逢いも体験したいと思いました。
皆さまも、きっと、そう感じてくださるはず……。
これは、素敵な世界の素敵な図書館の物語。あなたにあった、あなただけの物語を、そっとさしだしてくれる不思議な図書館の物語。
その、素敵さ、不思議さは、きっと、妖精たちの想いやり……なのかもしれません。