趣味世界-プレイ記録と時々レビュー-

結葉 天樹

第1回 ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~(FC,SFC)

「おお、私の友達。このレビューをご覧になりますか?」

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 そんなわけで第一回スタートです。

 幼少の頃からハマっているのがドラゴンクエストシリーズです。実は私、かなりのヘビーユーザーでしてとにかくナンバリングシリーズはやり込んでいます。

 ドラゴンクエスト3(以下DQ3)はファミコン時代からプレイしています。4と一緒に所持しており、私のドラクエ入門はこの二つからでした。今回は順番に3から。


 DQ3の最大の売りはやはりパーティシステムでしょう。ソロプレイのDQ1、固定メンバーのDQ2と違い、戦士、武闘家、魔法使い、僧侶、商人、遊び人、盗賊(SFCから追加)の仲間を自分で作り(あるいは作らず一人旅も可能)、魔王討伐のために自分だけの仲間を率いて戦っていく。このシステムにたくさんの人が熱狂したと思います。私もその一人。頭の中では仲間たちが台詞を話し、それぞれ性格も生まれ、冒険の最後まで支え合っていく物語が展開されていました。SFC版ではキャラクターに性格が追加され、更に色々と想像を膨らませることができました(最終的に成長率の関係上で全員が性格「セクシーギャル」の女パーティになってしまいましたが)。


 私は色々試した結果、武闘家、僧侶、魔法使いのパーティでプレイしました。悟りの書で賢者にしたのは魔法使いです。先の女パーティは2周目の時のメンバーです(こちらは盗賊、僧侶、魔法使いのパーティ)。


 ただ、小学校に上がるあたりの頃はまだ攻略の情報があまり整理できなくてロマリアに到達したあたりで詰まってしまいました。全滅して金が無くなり、仲間を生き返らせることもできずアリアハンへも戻れない状態でした。(今考えたら装備を売って金を作ってキメラの翼を買えばよかったですね)

 一度データを消し、2度目の挑戦へ。ですが今度はイシス辺りで挫折。魔法封じのピラミッド内は私には難易度が高かったです。

 そして冒険の書が消えてしまい、3度目。しかしこの先はどこかで止まってしまった覚えがあります。結局FC版をクリアできるようになったのはもっと先の話です。

 初めてクリアできたのはSFC版の時。データも消えにくくなり、どんどん先へ。念願の賢者への転職も行われ、オーブも回収。バラモスを始めて討伐できました。

 その後は下の世界への大冒険へと続いて行きました。攻略本もとにかく読み込み、ダンジョンの作りも記憶して頑張りました。ゾーマ討伐後もレベル上げと転職を繰り返して後列二人はそろって賢者、商人、遊び人、盗賊経験者に。メタル狩りでレベルを上げ続けて80台まで到達したあたりで遂にデータが飛びました。


 やっぱり例のBGMってトラウマになりますよね。そこまで積み重ねてきたものが一瞬で消滅しますし、何も残されない。複数冒険の書を作ってバックアップしましたが、3つ全部消えてしまっては対処のしようがありませんね。今でこそ消えにくくはなりましたが、あの頃ってカートリッジを差し込むたび、毎回データが飛ばないか本当に怖かったです。


■トラウマ1「あばれざる」

 アッサラームへ進出した時、奴は現れました。

 パーティの誰よりも早く、誰よりも強く、気を抜いたら誰かがやられるという、3をプレイした人間にとっては一つの壁だったかもしれません。


■トラウマ2「スライムつむり」

 ダーマの神殿を超え、ムオルに到着した頃、奴は姿を現しました。

 堅い防御力に打撃中心だった我がパーティは苦戦を強いられ、転職したばかりで攻撃魔法の手が足りず、とにかく大変でした。魔法使いは体力も力も低いので賢者にして戦力アップさせると言う計画はありでしたが、転職したての時はパーティの攻撃力はガクンと下がることは早速思い知らされました(笑)


■トラウマ3「黄金の爪」

 イシス北部。ピラミッド地下に存在する秘宝、黄金の爪。高額で売れる上、なかなかの攻撃力。地面の白骨をかき分け、遂にゲットに成功します。

 しかし、入手した途端に黄金の爪の呪いが降りかかります。エンカウント率が異常に跳ね上がり、一歩進むたびに敵と遭遇。それなりに強敵が出て来るダンジョンでしたので全滅寸前まで毎回追い込まれていました。


■トラウマ4「パルプンテから始まるバトルロイヤル」

 メタル狩りをしている時にパルプンテを使うことが何度もありました。実ははぐれメタルと同時に登場するダースリカントははぐれメタルを一撃で倒すことが可能。なのでよくメダパニは仕掛けていました。

 そして、全員が会心の一撃になったり、ドラゴンになって火を噴いたりして一掃することもできるため、パルプンテもよく使いました。その時に時折発生したのが敵味方全員が混乱する効果でした。

 そして始まったのがレベル70を超え、猛者となったメンバーたちが行う同士討ち。勇者はギガデインを放ち、武闘家は会心の一撃。賢者二人はイオナズンで一掃しようとするし、とにかく見てて凄まじいバトルロワイヤルが展開されました(ちなみに勝者は武闘家でした)


■まとめ

 とにかく創作の余地が山のように生まれるルイーダの酒場のパーティシステム。自分だけの仲間と旅に出る楽しさはたまりません。勇者=プレイヤーとして自分を投影させることもできますし、オリジナルのキャラクターとして動かすこともできます(私は投影型でした)。

 広大なフィールド、仕掛けられたパズル、「冒険の旅」「おおぞらをとぶ」など壮大なBGMと、とにかく飽きさせない。DQ8、DQ11にも関係する要素が出てきますのでこちらをプレイしておくとちょっとニヤッとできるかもしれませんよ。そう言えばダイの大冒険でも「冒険の旅」はBGMで使用されていましたね。

 4コマ劇場もよく買っていました。面白かったなあ……


 今回はこの辺で。

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