第3話 剣山に向けて
次の日
ナレク 「ったくルナのやつ昨日、あのまま空飛んで帰っちまいやがって!明日また来るって言ってたけど。しかしすげーよな。アセンションしたおかげで未確認と言われるほとんどを目にしたよ!」
ソフィア 「何がどうなってんだか、昨日ハッキングデータを精査しましょう。そしてナレク!一つ言っておくけどこの情報の精査をしてあなたが言ってることが魔女の幻覚魔法の類いじゃなく事実ならあなたと私もう一度"繋いで"アップデートさせてもらうわよ?私もあなたが見ている五次元の視覚者になるために。」
ナレク 「まず間違いなく魔法じゃないだろ。昨日のルナは確かに今までのあいつとは別人だ。でも嘘は言ってなかった!」
ソフィア 「まぁいいわ。ならスマートシティに行かなきゃね。東京はやめて地方都市のスマートシティに行ってアップデート!契約してしまった内容次第だけどルナの言ってた探し物するんでしょ?」
ナレク 「そうするつもり!じゃあ先に情報の精査しよう!」
ソフィア 「ええ。まず、アセンションした者は超人的な能力が覚醒するらしいの。その者人生や魂の投影。ここまではルナも言ってた。たぶん見えなかったものが見えたりするのは共通の進化ってことね。
そしてディープステートが認識しているアセンションした者つまり五次元者は六人のみ、その内危険人物リストに指定されてるのは三人。
一人目は表の顔は5G時代の若手経営者。裏の顔は革命家。ユダヤ人のワンズ・ロゴス 能力は不明
二人目は日本人、八咫 武流(やた ぶる)彼は日本の裏組織八咫烏の一員。こちらも能力不明
そして三人目はルナ
残りの三人は中国人、インド人、アメリカ人で性別も名前も不明。というかわざと隠してるのね。国も認知してて恐らく国の仕事をしてるに違いない。
ディープステートにあった情報はこれで終わりよ!」
ルナ 「ディープステートもたいしたことないな!いまだそれだけしか掴めてないなんて!」
ナレク 「ルナ?!どっから入った!?」
ルナ 「魔法!それより二人とも契約内容を伝えるぞ!」
ナレク 「魔法って……マナーを守れ。。。まぁいいやもう。。
教えてくれ!探し物を!」
ルナ「ある3つの神器が必要なんだ!その内の1つはもう手に入ってる。残るは二つ!それを私とあなた達二人の二手に分かれて探すの!あなた達が探すのはこの国の三種の神器の一つ八咫鏡を持ってきてほしい!」
ソフィア 「ば、バカ言わないでよ!日本史上類をみない犯罪じゃないー!」
ナレク 「どうしてそれが必要なんだ?」
ルナ 「私の最後の魔法を完成させるため。まぁやんや言いたい気持ちはわかるがこれは血の契約!これを今年の11月22日にアメリカのニューヨークに持ってこい!来れば必ず何もかもわかるはずだ。そしてその約束を守らなければナレクは死ぬ。これが理由だ。」
ナレク 「かー。シビアだな!死にたくねぇけどお国の神器なんて規格外すぎんだろーよ!」
ソフィア 「そうよ!それに死ぬってそんなの聞いてないわよ!!本当に。。。この魔女!!!」
ルナ 「ま、魔女は事実だし甘い話などこの世ないことは二人のがよくご存知だろ?それに皇家にある鏡ではない!さっき出た八咫烏って組織。そいつらが所有している!場所は剣山。ヒントはこれだけだ!じゃあきっかりその日にアメリカで会えることを期待してるぞ!くれぐれも契約破棄で死んだりヘマを起こさないことだな!じゃあ真実を見つけてまた会おう!」
ナレク 「な!消えやがった……。。ソフィア今、ルナが言ってたこと全部データとして残しといてくれ!」
ソフィア 「わかってるわ。でも、ナレク一つだけ覚悟を決めるなら聞いて。ディープステートがこれだけ頑なにこの情報を伏せてるってことはこれを公表するような真似をするあなたと私をやつらは絶対殺しにくるわよ。テロリストに、指定されたりとんでもない悪人に吊し上げられるかも。いいのね?真実のために命をかけるのね?」
ナレク 「……あぁ。"あの日"から覚悟はとっくに決まってる!アップデートは四国で出来るのか?」
ソフィア 「いや道中、京都に寄りましょう。そこでアップデートしてそのあと四国に行きましょう。
それにしてもまた…剣山なんて、闇の深い所を言ってくるわね。」
ナレク 「ピラミッドの剣山。。ま、情報を仕入れながらにしよう!あそこは国定公園。ヒントが剣山なだけで八咫烏を探せば話は早いだろ?ハッキングして情報集めだ!そらにさっき言ってたやつに会えるならオレも能力使ってみたいんだ!そいつに色々聞きたい!」
ソフィア 「わかったわ!なら準備して行きましょう!」
ナレク 「おーう!!」
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