第69話 擬態
擬態って知ってる?
天敵の苦手なものに姿を似せて身を守ったり、
花のふりをして獲物を捕らえたり。
敵の女王に成り代わって卵を産む女王アリもいるんだって。
「僕は女王じゃないよ」
と返すと、彼女は花のように笑った。
だからあなたが好きよ。
甘い口づけの中で、舌がちくりと痺れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます