「お兄ちゃん」
@sosu
妹ができた日
俺はアラームの音で目を覚ます。そしてベッドから起き1階で顔を洗い朝ごはんを作る、できたところで、「妹」を起こしに行く。
俺の名前は小鳥遊 空
俺は、一人っ子だ。
母さんは俺が小さい頃になくなったらしい。
らしいと言うのも父さんからは、詳しくは聞いていなかったからだ。
父さんの仕事は写真家だ。父は写真を撮ることがすごく好きなので仕事にしている。すごく自由な人で色々なところに写真を取りに行っている。
家に帰ってくるのは最初の方は一週間に一回
次に一ヶ月に一回最近では半年に一回帰ってくればいい方にまでなっている。
「本当に仕事で行っているのか?」と思ったことは、無くはないがもう気にしないようにしている。まぁ仕送りはしてくれてるし、前より増えている気さえする。
そんなわけで家にはいつも一人だった。
家で一人暮らしをし始めたのは小学四~五年生辺りだったと思う。
それまで父さんは、嫌がらせのように家事、洗濯を毎日のように俺にやらせた。
今思えばきっと自分が早く写真を取りにいろいろ行きたいだけだったのだろう。
·····許さん
まぁ、今ではやっといて良かったと思えることが少しはあるので多めに見よう。
俺は中学二年になったある日突然父さんが帰ってきた。
父さんは帰ってくる時は連絡してくれていたのでどうしたのかと思いながら出迎えた。
玄関で父さんと····
女の人と女の子を連れていた。
俺は、まぁまずは「おかえり」って言った方がいいよね?
「おかえり」「おかえり」「おかえり」「おかえり」「おかえり」「おかえり」「おかえり」と心の中で唱える
よしっ!
そして一言
「その人たち誰?」
はっ!つい本音が!
ここは落ち着いてもう一度
「再婚した!」
「おかえ、え?」
「再婚した!」
「えええええええぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます