【虐殺】とはなんぞや

南京渋多(プロテスティア)

【虐殺】とはなんぞや。所謂【南京虐殺】とは?

【虐殺】ときいて何を思いつくだろうか...


 当方は、真っ先に【シリアルキラー】による【拷問殺人】や、【戦時】ではない【敵側】にも別れていない【抵抗していない状態】の【一般人】を【大量に殺害】する【行為】を思い浮かべる。

 この【言葉】は、実際の所、明確な【定義】が為されているわけでもない【印象用語】であり、シリアスな現実の話だけでなく、軽い話、例えば蟻や蜂などの大量の虫を殺した際や、ゲームなどで圧倒的な力の差を以て大量の対象を殺傷したりする際に用いられたりする、幅広い【用語】である。


 1937年の南京攻略戦の際、当時南京に在留していた欧米の宣教師から始められた【戦時宣伝(虚偽)】で、【massacre】という用語が使われて、【南京事件】が始まった。

 南京に当時居たから【目撃】したに違いないという理解もあるかも知れないが、実際に彼らの残した【史料】を眺めても、【殺害】を【目撃】した人物は存在しないし、フィッチというYMCAの幹部は、当時からソ連のスパイに操られたキリスト教の意図に沿った人物で、殺害の目撃記録を残しているが、当時同行していたジョン・ラーベやスマイスの史料からは見られることがないので、【虚偽】と判明している。その他の人物に限っては、すべて【伝聞】である。日本兵が居たからと言って日本兵が犯した犯罪とは限らないし、又は正当行為であった可能性も捨てられるわけではない。占拠地(未占領地)では、まだ【戦時】であり、【抵抗】すれば【殺害】もあり得るのである。


《例えば、自分自身に当てはめて、自身の住む家の100m半径で起こった犯罪の犯人をどうして知り得ることが出来るのかを考えればお判りであろう。霊能者か超能力者ぐらいであろう。実際にはそんな人間は存在しない。》


 又、実際には、欧米人等は宣教師や社会学者で、単に【戦争法規】を【理解】していない誤解や後にその言動が日米反目工作に使われたことにある。


 現代でもSNSなどで、論争になるが【虐殺】だとする人々は、【明確】な【定義】を持って居らず、【シリアルキラー】のような【快楽殺人】と【戦争法規違反】をごちゃ混ぜにして語る。


 その為に、【虐殺】を認めない、又は【南京事件】を認めない、【虐殺】という用語を【使用】しない当方のような者にとって、こういった人々と【議論】が成立しない。いつまでたっても並行線である。


 そもそもこういった方々は、【戦時】と【平時】の区別がついて居らず、【平時】に行われた【大量殺害】ですらない。

【戦時】では、【避難】しなければ、【戦闘行為】の犠牲になるし、【一般人】といえど、【戦闘行為】又は【準戦闘行為(兵器の運搬などの後方支援)】などが類推・疑われれば、【殺害】されても文句は言えない。

 当然ながら、【平時】ではあり得ないし、人への【殺害行為】は、現代でも何等かの余程の【任務】でもなければ、軍隊の兵士といえど【殺害】は【犯罪行為】になる。日本の自衛隊などはそもそも認められていない。


 少し話がずれたが、防守国側は、【一般人】を殺害する事が、不当というのならば、何故【避難】させる義務がある。日本軍の戦闘詳報に見られる様な、一般住民を部落に放置しておくことは問題であろう。南京ではそれこそ1月の中旬までに日本軍の調査で20万近い一般人が認知されている。この人々を本来なら先に【避難】させるのが【義務】ではないか。

 そして【一般人】が巻きこまれる可能性のあるような【兵士】が【便衣】になって紛れて【潜伏】を防止するような【軍事教育】をなぜ行わなかったのか。

 一般的に言っても【文明国】と言えない【当時の中国の体制】が問題であったとなる筈である。

 何故か、そういう人々は、議論はそこには行かず、日本軍の行動である【殺害】=【悪】・【犯罪】と【断定】してしまう。

【平時】では、【犯罪】であるが、【戦時】では【軍事命令】と共に【敵兵】への【死の結果を伴う攻撃】は【合法】である。


 そこに【シリアルキラー】のような【快楽殺人】は存在しない。因みに、【陸戦法規違反】であり【悪】である。イコール【虐殺】という論は、成り立たない。

 そもそも【陸戦法規】自体が【条約】という【相互法(pacta sunt servanda)】又は【契約法】であり、【刑法】ではない。【民法】に近い。


 上海での戦闘中にみられた【便衣隊(ゲリラ)】や【中立国の国旗を掲げて戦う様な行為】は、【約束】を破ったとみなされる。

 日本軍側は、一応、南京までの行程での【陸戦法規】の【準用(一部を変えて運用すること)】を行っているが、実際の所【約束違反】をした中国にたいして、なんら【合意に拘束】される義務は存在しない。寧ろその他の合意諸国を除いて【合意に接続】すると言う事であろう。


 ただ、当時の国際情勢は、米国を筆頭にソ連の穿孔工作を受けて(日本も同じくだが)、イギリスも含めて【反日】的であったことには変わりなく、イギリスの場合は満洲事変の対応と、支那の通貨改革の際の問題などで悪化している。国際社会での国際政治が、国際法を越えることはよくある事例であるし、日本軍人の一部が頼りにしていたドイツも実際には軍事顧問団を中国に派遣しており、戦争による時刻権益の被害を相当要求する有様である。しかも当初の戦闘は、ドイツ軍対日本軍という図式である。そんなドイツに和平工作を頼むのは本当にお人好しの馬鹿げた日本であったことは間違いない。

 日本もゾルゲというソ連のスパイの手下であった尾崎秀美等に近衛内閣の頭脳を抑えられて、支那事変解決ができないというのは本当に愚かな事であったと現代の今なら判る話である。


【刑法】でもない【陸戦法規違反】に対して、【違反】だから【虐殺】だとする【議論】は乱暴すぎるだろう。全く違う「問題である。

【それ以外】の【シリアルキラー】の様な【快楽殺人】があったのかというと、当然ながら【戦後】の複数の【証言】のみで、これ等の【証言】は、【実証不能】で【記憶の誤記憶】や【虚偽】も含まれることから、【蓋然性は低い】と考える。


 その様な意味ではなく、【酷いと思うようなこと】というのならば、兵士が【戦闘行為】で【殺害】されることも又【酷い】行為で、これは双方を指すことになる。


 支那事変は、ソ連の日米交戦を目的とした穿孔工作による行動の成果の一環であり、それにのっかったファシストの蒋介石ファミリーが起こした【紛争】であることは、現在では明確になっている。


【酷い】というのなら、イギリスを盟主とする【国際連盟加盟国(ソ連も加盟国)】を始め米国などの【思惑】の方がより【酷い】というもので、【日本】に【悪】を押しつける方が、【非道】であると考える。


 南京事件において、【虐殺】とは何かを考えた場合は、該当する定義が明確ではないので、戦前の日本を【悪】としたい【侵略史観】【東京裁判史観】からの【政治的欲求】から来る【用語】であると考えられる。


【歴史観】の変更が為されている今、その【用語】を【使用】するのはどうかと考えるし、日本軍の行動に対する【評価】を【感情用語】から見るのではなく、【正しい議論】をしたいのであれば、【使用せず】に【国際法】の観点から見ることをお薦めする。

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【虐殺】とはなんぞや 南京渋多(プロテスティア) @sibutanon

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