―十年目のお色直し―

 十年も乗れば買った時には大丈夫だった箇所も次々不備が出始めますね。

 それが十年持った理由としては、足車などの活躍があります。


 セブンに乗った当時は妹が放置していったライフに乗り、その後は親が新車の軽を買ったため浮いたHONDAフィットを拝借して廃車になるまで乗り潰しました。

 その後は乗れる様にして5万で買ったYAMAHAのジョグポシェで気合の通勤をしたモノです。残念な事に二輪免許は持ち合わせておりません故……(涙)


 普通車免許で乗れる原付を乗り回す事でセブンの劣化を抑えたのが、十年持った秘訣でもあります。ああ、因みに免許はすでにいつ書き換えか忘れるぐらいのゴールド免許ですww

(多分三回ぐらいはゴールドで越しましたね。)


 足を駆使する事で少しぐらいなら車への投資も可能になりますが、無茶は禁物ですね。

 特にセブンの様な維持から何からが面倒くさい車はなおのことですww


 そんな訳で、十年目を機にお色直しに取り掛かったのですが……キッカケとしてはすでに発売されていたであろうコート剤を会社帰りに寄れる工具専門店で発見した事ですね。

 工具店様は天下のアストロプロダクツ様。ウチの田舎では生活圏内とは異なる方へ一軒店舗があったのですが、なかなかそちらへより辛く……それが近年会社の帰路途中に別店舗が登場して歓喜したものです。

 アストロ様は正直一般の方が訪れたとて、とてもではないけど不要……と言うか何に使うのか分からない工具の山ですww

 しかしながら、プロの方やDIYを拗らせた(笑)者にはまさに宝の山なのです。


 そこで見つけたコート剤がバリアスコートと呼ばれる商品でして。でもなぜコート剤一つでそんなに拘るのか……。理由は簡単です。一般で手に入るコート剤は艶々のトゥルットゥルになるのです!ですがボクの車は大半の部分がツヤが出たらアウトなのです!


 そう——

 艶消し部をもコーティングできるのが、バリアスコートの魅力なのです。


 十年をかけて徐々に塗り替えてきた黒部分は、塗料が安物な事も重なりかなりの箇所で艶が出てしまってました。(艶が出て嘆くってww

 が、艶消しをコートできる物があるならば一度塗り替えてからコーティングが可能と……そう言う経緯でイメージチェンジに踏み切った訳なのです。


 せっかくなので、そこで大きくリファインをと考えた仕様が……本来なら乗り始めから欲しかったカラーリングベースのカスタムなのでした。

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