—高すぎる運動性能との奮闘—

 最初の内はなかなか自分の車!感が無く、カスタムも殆どしてませんでしたが……愛車初のカスタムは前後フェンダー上に貼った自作トライバルタトゥーぐらいですね。


 何々?それはいくらしたかだって?ふふふ……それはアレだよ。DIYだよ!

 デザインも、カットも、貼り付けも全て自作のオリジナルなのですよ!

(カットはハ・サ・ミwwたまにデザインナイフ……)


 そんな感じで乗り始めたRX‐7。しかしながら、FF車両とFR車両との違いに止まらず……様々な相違点が自分を苦しめます。


 車の知識に乏しい若い頃の自分や、それに該当する一般の方にはよくあるのですが……

「車はガソリンを入れてキーを捻れば動かせる」

 この不足しまくる思考が何よりの弊害になるのです。


 幸いにもボクはインテRの時にあらゆる事を学びましたが、一般の方はそうは行きません。当然です。一般の方からすれば車なんてただの足ですからね。(スニーカー程度?)


 まず車は軽四自動車でも1000kgに迫る……いえ、現在では液物(ガソリンやら冷却水やら)を含めればそれを超える重量もあるでしょう。それほどの重さを持った動く凶器です。


 加えて……それを運転している際、最終的に動きの全てを制御しているのはタイヤのみです。しかもタイヤが地面に面している部分は、タイヤ一つにつきハガキ一枚サイズ程度しかないのです。


 速度を上げれば止める必要があり、曲がる際にはタイヤが本来無理のある方へ捻れる事で車の旋回を可能とする……。

 そんな現実なんて、一般の方や昔の自分は知る由もないのです。


 FR車であるRX‐7はまず舵を前輪が担当し後輪が駆動を担当するので、インテR含む前輪駆動車よりフロントタイヤの負荷は小さいのですが……

 問題はその車両重量。総重量で1500kgに到達するRX‐7を止めるためにはしっかりと手前からブレーキを踏んで止める必要があります。

 それでも最強クラス中最軽量。あのオールアルミボディのNSXよりも軽いんですよね。

(一般に便利便利と人気なグランドワゴンなんて、2000kgを遥かに超えてますからね?それを考慮して運転しないと危険極まりないですよ?)


 そんな車重を持つRX‐7……ツインターボで加速した所から速度を落とすのですから、それを考慮しなければ問答無用で刺さるか落ちるかで廃車確定なのです。


 知らない若者はそこに至らず飛ばしたくて仕方ないですよね?だから素人は確実に事故ると言われてしまうのです。

 ボクもそれに慣れるため、かなりの時間を要したものです。


 繰り返しますが、皆さん安全運転です!!

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