—最初の愛車との出会い—

 まずはおにぎりさんと出会うまでの遍歴ですが、そもそも当初アニメ好きで車のくの字も知らない自分さん。車を表現する時は「角いの」か「丸いの」でした(表現ww

 実家で親が乗っていた流れでHONDA車ま知ってましたが、それ以外はさらに古い親の車でブルーバードぐらいの物でした(そこはNISSAN


 免許も本免で一度落ち、二度目で受かるも会社入社の1日前に道端を走るばあちゃんの原付引っ掛け左側恐怖症に。時速60kmを出すのにも震え上がるチキンでした。


 まあ慣れとは怖いもので、会社に行き始めた頃は親のインテグラで一年通勤しましたが……その頃から徐々に速度に慣れ始めます。

 気が付けば、ここでは書けない速度で会社までを行き来する危ない奴へと相成った訳ですね。


 そうして最初の愛車となる真っ赤なインテグラを新車で購入する頃には、本来必要である運転技術の欠片もない暴走野郎が爆誕です。よく生きてたな自分……。

 けれど運転技術以前に車の知識が欠如してた自分は、手にした愛車がメチャ速いと思い込んでいましたね。無知って怖いです。


 そんなある時期、やっぱりここには書けない1〇0㎞で(三桁の時点でアウト…)早出出勤のため急いでたら、そんなボクを背後から抜き去った影を呆然と見送ったのを覚えています。

 確か車種はHONDAアコードか、トルネオのユーロR辺りだった記憶はあるのですが曖昧です。


 そこでようやく気付いた自分さん。

「アレ?この車めっちゃ遅くね?」(気付くのが)遅いのは自分だよバカタレww

 そうです。愛車はインテグラの中でも最低グレードで、排気量1600ccのZCエンジン……VTECエンジンですら無かっなのです。そりゃ大昔は下級グレードのZCエンジンも速かったんですけどね。


 そんな経緯からいつしか速さへの憧れが湧き上がる様になり、さらにインテグラの最上級グレードである、あのHONDAが誇るFF(フロントエンジン・フロントドライブ)最速の名車がチラつき始めたのです。


 とか言って他の車にうつつを抜かしてたら、まさかの赤くて遅いインテグラを居眠り運転で廃車にしてしまいます。二年持ちませんでした……。



 そんなこんなで遂にその手をかの名車……インテグラ TYPE Rへと伸ばす事になったのです。

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