『小さなお話し』 その69

『かいだん』

　(おもいきりの、フィクションです。ただし、かならずしも、現象としては、ないこともない。しかし、それさえ、フィクションです。)

　緊急臨時アルバイトで、前の職場に帰ったものの、そんなに、ばんばん、できもいたしません。

『あいかわらず、やくただずだ。』

『ごみあつめでもして！』

　もと部下から、叱責がとぶのです。

　だから、無理だといったんですよ。

　怪獣の襲来だといわれて、とにかく、でてこいだと。万年うつ状態のやましんに、なにを期待するのですか？

　しかし、まあ、そうも言ってられない。

　ハシラーが暴れてる。(ぼくは、ハシラーの創作者かもしれないけど、直接の縁はないです。)

　だから、目一杯頑張ったですよ。　　

　わからない、コンピューターを、ぶっ怖し、書類を造りましたよ。

　やと、１日、おわった。

　はあ〰️　

　『やましん、もう。来るなあ。

　　じゃまだ。』

　　『やましん、しねー。』

　　『やましん、かえれー。』

　　『やましん、いらないわ〰️〰️〰️〰️！』

　の、大合唱のなか、石はとぶわ、ミサイルはくるわ、核弾頭が落ちるわ……………

　これは、逃げるしかないです。

　逃げるしかないが、おしっこは、まったなしです。

　トイレにかけこむ。

　やはり、便器がさかさまになってる。

　いつもなんですよ。

　こっちは、溢れて、水浸しだ。

　くっそー、間に合わない。

　もれる〰️〰️〰️〰️〰️❗

　はあ……………………………

　　　　　　ずわーん

　ご想像どおり、ゆめでした。

　ゆめですが、『やましん、しねー、』の大合唱は、まだ継続している。

　頭のなかで、ばんばん、なってます。

　でも、今夜は、おしめしてないよ。

　もれちゃうよ。

　ふとんからとびあがり、ぱんださんを、蹴っ飛ばし、一階に降りますが、睡眠導入剤が効いているのか、ふらふらです。

　トイレで、壁に頭をすり付けながら、ぼんやりと。

　ああ、仕事はない。

　仕事は、行かなくて良いのですよ。

　はあ〰️〰️〰️〰️。

　金曜日は、ステントの交換日です。

　生きるためには、そっちが、大切なのです。

　やれやれ、トイレから出て、えっちらおっちら二階にあがります。

　あと、一歩、で、というところで、スリッパがひっかかって、バランスを崩してしまいました。　　　　　　　　🚽

　やましんは、あえなく、真っ逆さま。

　ああ、すべて、おわりと、なりました。👼

　『なまごみだあ。なまごみだあ。』

　ごき大将が、はやくも、かけつけてきていました。

　ねこママも、大慌て。

　はとさぶろが、広報にかかってます。

　ごきや、にゃんや、ちゅう、わん、たちが、どんどん、集まって来ます。　　　

　しかし、人間がわは、遅々として、動かないのです。

　だいたい、びーちゃんに、れんらくの手段がない。

　ああ、これが、やましんの、最後でありましょうか。

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　　　　　こりゃ、つづく　かな？

　　　　　　　　　いや、おしまいかな？

　　　　　　　　　どっつがよいですか？