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第1話への応援コメント
はじめまして
守男威 露相(もりおい ろあい)といいます。
作品読ませてもらいました。非日常というタグとトンネルで停(と)まった電車。う~ん、何も起きないはずがないということでこれから楽しみです。
文章もお上手で読みやすいです。
ただところどころ違和感(いわかん)を覚える所があり気になったので、おこがましいですが、基本的な文法にだけ焦点(しょうてん)を当てて指摘させて頂きたいと思います。
10行目
『全部埋めずくされている』
→埋め尽(つ)くされている
ここは「ず」ではなく、「つ」の方が自然になります。
ずだと、少し方言っぽさが出てきますね。
12行目
『小さなドアの窓を越して』
こちらは窓に顔を近づけてその先の景色を見ている状況だと思いますが、違ったら指摘お願いします。
この場合、『窓越しに』という表現にすると読みやすくなるかと思います。
最後の段落
『花子は何かぶつかった音が聞こえた。』
ここは{花子は}と{聞こえた}がうまくかみ合っていないので違和感(いわかん)を感じます。
{花子は}とするなら最後は{~~した}という人の動作や感じたことを描くと自然です。
[花子は何かがぶつかった音を耳にした]
[花子は電車が大きく揺れるのを感じた]
また最期を{聞こえた}とするなら主語(しゅご)は人ではなく電車や空間に置くと自然になると思います。
[電車から何かぶつかったような音が聞こえた]
[壁の向こうからこんこんと音が響(ひび)いた]
実はもう一つ気になっている所があるのですが、そこは作者さんの意図を無視しかねないので触れないでおきます。
以上。
長文(ちょうぶん)失礼いたしました。今後も執筆(しっぴつ)頑張ってください。
応援しております。
作者からの返信
ご指摘、ありがとうございました。指摘箇所を修正いたしました。引き続き駄作を読んでいただければ、何よりもうれしいことと存じております。よろしくお願いいたします。
編集済
第2話への応援コメント
投稿お疲れ様です。
主人公の語りや思想が社会学的な内容になって、より人間性が濃く、そして謎は深くなるそんな第二話でした。
また少し違和感を感じる所があったので、僭越(せんえつ)ながら一言申(もう)させてください。
電車内にアナウンスが流れる直前の主人公の語りにあります、この〈思いきや〉という表現が違和感を感じます。
『思いきや』と使う場合は、先に述べた予想を後から否定するのが自然です。
また、意外だ!と驚く心理を表現するのにも使います。
そういう意味でここの意図は外れてはいないのですが、前に来る文は短く、そして単純な予想にする方が良いと思います。
あまり長かったり、疑問形を前に持ってくると驚きの勢いが伝わりにくく違和感に繋がると思います。
【上から来ると思いきや、下から攻撃がきた】
【お昼を過ぎたと思いきや、もう外が暗くなっていた】
ではどのような表現が自然かですが、
『した時』や『瞬間』など一旦時間でシーンを区切ると自然かと思います。
また、尿意が湧いてきた。の後の
『もしかしたらわずか10秒からもしれない。』
という描写ですが、これは恐らく思考が停止して、その間が10秒にも1分にも感じられた、という心理描写だと思うのですが、ちょっと伝わりにくいです。
文法ではなく、表現へ口出ししてしまうと作者さんの意図を踏みにじることになるので、出来ればこういうシーンの例を調べてみてはいかがでしょうか。
『時間を長く感じる表現』と調べると色々出てきます。
一応私の案を出させてもらうと
『もしかしたらわずか10秒しか経っていないのかもしれない。もしくは』
となります。
お節介な奴だと思って適当に聞き流して下さい
以上です。
トンネルに侵入した主人公を一体何が待っているのか?
ホラーなのかメルヘンなのか、それともどれとも言えない何かなのか。
楽しみです。