メアリーと迷いの森 7

長い夜も終わりなんとか

皆の起きる前に隠れ里に帰還した

メアリー


メイヴ様の命令でフッドの

遺品を見せてもらえと強制され

仕方なしにお母さまに頼み込む



装備品が一式まとめられてて

弓を寄越せとメイヴ様が言うので

古びた弓を取ると


メイヴ様がはしたなく飛び蹴りを

弓に叩きつける

(メイヴ様は他の人間には見えていない!)


メアリーは叫ぶ!

「なんてことするんですか?!」


『うう〜ん』

『おやすみ』( ˘ω˘ )スヤァ…

物凄い小さな美しい女の子!

5センチぐらいのものが何処となく現れ


メイヴ様に首のあたりを捕まれて

首をかくんかくんフラれている!


メイヴ様の古い戦友のドリアード

木の精霊である


木の精霊は珍しく数百万本に1本ぐらいの確率

なかなか具現化せずに見つけるのが難しい


コレも森の民からは神と崇められている


フッドとの契約 

約定やくじょうがあるだろ

この可愛い生き物を

私の顔に擦り付けてくる


クンクンくんくん

「んー」

フッド様の残り香

「あのカッコ良かったフッド様が・・

女に・・よのなかはざんこく・・」


目を瞑り半ば眠りながら動いていた

木の精霊はやっと目を開けて

メアリーを見つめる

とても美しいエメラルドグリーンの瞳

吸い込まれそうになるが

ギリギリで思いとどまる


「ふむ、抵抗力はあるようだな

ドレイにはならぬか!」


本当はもっと試験をしたいんだけど〜

まぁ合格


メアリーの身体の中に手を突っ込んで

此処でもいいか寝床の移動を果たす!


弓に輝きが戻り自然にメアリーの手に

流れてくる!


それを見て母様は驚き((((;゚Д゚)))))))

その弓はフッド以外に使いこなせず

まともに飛ばすことのできない

ユニークな専用品


まさか孫のメアリーに懐くとは・・


「メアリーよく聞きなさい!」

フッドの装備品に選ばれたことは

フッドの後継者その名に恥じない

行為をする様に!」


装備の一式を渡してくる

メイヴやドリアードがメンテナンスする

精霊系列の手袋 腕輪や

首飾りそしてマント帽子


マントと帽子は吟遊詩人みたいで

はずかいしから要らない!

とかメアリーがブツブツ言ってて

お母さまに怒られている


ドリアードボウ 

攻撃力【600】

DEX+100

土属性


取り憑いたドリアードが協力や邪魔をするw

森の木々や草などに干渉をかけれる


国がお抱えの騎士団のスナイパーボウでも

よくて【攻撃力120】

比べると破格の性能!


あと人間の器用さ技DEXの最大値が

伝承の勇者でも999


100突破した時点でも凄いのに

メアリーは基本地

既に【200】はある!


おじいさまの全盛期は600を超えたとか

超えないとか??


他の装備品は色々な属性への抵抗力や

特殊効果付きの品々


精霊の手袋 DEX+20

最下級の風魔法


精霊の腕輪 STR+30

木や岩など自然物を簡単に動かせる


精霊の首飾り AGI+20

能力に応じて水を出せる


精霊のマント VIT+40

姿消しや幻影の能力


精霊の帽子 INT+40

魔法の増幅効果1.5倍


破格の性能だがフッドの専用装備

フッド以外使用不可だった代物


いきなりメアリーが

Aクラスを超える能力を手に入れる事になる


そしてメイヴ様は急かす!

コレからエルフの村に行く

迷いの森の幻術は無効化してやる!

忙しい日になりそうだ!

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