廃ギルドのギルマスが異世界転生したらヌルゲーだった件

かんがる

1章

話:序章 廃ギルドギルマスの異世界転生

序章


俺の名は【ソラ】一般的な男の高校生

ハンドルネームで本名ではない!

が気にするな!

【MMO】と言うゲームの中でのソウルネーム


作家でいうならペンネームのようなものだ!


何が人生を狂わしたのかMMO全盛期の時代に気まぐれでギルドを立ち上げ

極フツーなプレイをしていたつもりだが!


新興ギルドが急成長して大手常連ギルドを

ごぼう抜き!

することがなくなった

【廃人の隔離施設GVG】

(プレイヤー同士の攻城戦)



レア度の高い砦を独占防衛するようになってかなりたつ!


結成当初からの気の置ける仲間が全滅引退しない限り

続けるつもりであったが・・・


世の中の景気はそんなささやかな学生の夢ももろく打ち砕いた!

不景気での会社の倒産~の離婚劇


まったくつまらない見世物だ!

バカみたいに最低賃金以下での仕事を

労基法無視の時間で働かされ

つれになったオヤジは過労死 残ったものは借金しかない!


まったく生活保護に頼ればいいものを・・・

だが、今では審査が厳しくなり、俺が受けようにも受けられなかった、



高校学校のあとは

寝る間を惜しんでの仕事だが

雀の涙ほどの給料

最低賃金制度すら下回るブラックな会社

しか雇い手がなかった、


心のよりどころのMMOも良く見れば

国産ではない

世の中のパチンコの利益も年間300兆

日本以外に送金されている

まったくどうなっているんだこの国は

自国民以外を優遇助ける国なのか?


ふとそう思っていたら、稀に表れて

じっとこちらを見て去っていく

名も知らない猫が居る!

狩りに夢中なのか獲物の雀に狙いを定めて

飛びかかるが其処は車道


「うかつだなくそ猫」と叫びつつ

身体が勝手に反応したので仕方がない

迫りくる車やバイクから救おうと・・・

手を伸ばしたところで・・・・


「迂闊だな!小僧!これは貸しだ!」


この世界のアバター猫に降りていたのだが

逆に人助けとは・・・


【次元転移 空間転移】と言われる事象

猫に異次元に連れ去られる!

そして良くわからない世界で目覚め覚醒する!


「これは何だ?夢か?」


あの猫はどうした?

どこからともなく声だけが直接脳に響く 


【猫ではない色々な次元を監視する神である!】

【元の世界に戻った瞬間お前は車にはねられ死ぬ!】


此処はお前の思いが強く残った世界だ!

我の制でも虫けらが死ぬのは気が引けるのでな!

もう会うことはないだろう・・・・


そういう【一方的な宣言】

異世界に拉致られた!

しかも【守護や加護する気もない】カミサマ


「これはカミサマに復讐 神を倒すゲームか何かなのか・・・」


あわててカミサマは引き返してきたのであろう!


「そうだなこの世界を生き抜く

特典【ボーナスをやる!】」

「あとはしらん!ちゃんと信仰を重ねればまた会うこともあるだろう!」


其れっきりカミサマとやらは消失する!


何か見慣れたような違う様な見知った世界 少しだけ形が違う気もするが・・・

近場の街にたどり着いたときに疑惑が確信に変わる!

港町についた直後ここはMMOベースの世界だ!


NPCたちが生きているそして 

人間が操作していないであろう

冒険者たちもいる!


もしや「ステータス・オープン」


クラス  ハイエロファント【凶皇】


プリーストの最上位職 しかも攻撃特化の【虐殺の教皇】

退魔 神聖魔法 強靭なHP SP 

武器は【経典 黙示録】

【破滅の鉄槌】ゲームの最終装備のままだ!


今の服は学生服 これはゲームの倉庫にたどり着ければ・・・


GVGで毎回砦なら二つは落していたはずあそこはギルドのホームであり

住み慣れた家であり 無料の倉庫とギルドDがあるはず!


まず、この世界を観察すべきか?


驚いたことにNPCに感情がありテンプレな

会話以外の事も話してくれる


おばさんの女性に話しかけてみたら

「この街では野菜しか食べれなくてたまには肉を食べたいわ」


「そんなのフィールドに牛や豚 食べれるモンスターが居るだろ!」


何バカなこと言っているのこの子というような目で見られ


「村人は街から出てはいけないに決まっているじゃない!」

「そもそも戦って勝てる能力などあるわけがない!」


俺外から来たんだけど・・・戦利品の熊

アイテムBOXに入れてあったので

無造作に取り出し「お礼!肉」そう言い残しすたすた歩いていく


おばさんは大きな熊の死体を見て悲鳴を上げている

そのうち人が集まり解体して食べるだろう・・・


拠点としては不便なとこだな大きな町か首都に向かおう!

ゲームなら移動を楽にする転移装置が数千 ギルで使えるのだが・・・


其の場にあるものがない・・・

これは歩きなのか?


いや、私はGVG城持ちの太守 自陣に帰還なら城主特権で【BEES帰還】





次の瞬間光が集まり包まれギルマスルームに帰還する!


其処は見慣れた風景 莫大なギルド経験値をつぎ込んで配置したガーディアンや

【エリザ】【アリス】と言われる

オートドールたち


せめてギルメンや相方がいれば・・・


とりあえずここにいれば宿代もいらないし身の安全も図れる!


オートドール統括の【マスターアリス】

「マスター久しぶりの帰還で!

ご命令を何なりとどうぞ!」


人間のプレイヤーは?ギルメンや相方は??


「現在確認されておりません!」

「そうだ!この世界も私の住みやすいようにテラフォーミングするか!」

「マスター世界征服ですか?

申付ければ喜んでお伴を・・・」


ヤバイ!こいつはギルメンと永遠に経験値を上納してありえないクラスまで

進化させた


【最強冥土 冥王と恐れられた廃人仕様の

マスターアリス】

中級のMVPボスまでソロで倒せる規格外の

破壊兵器 街ごと吹き飛ばしかねん!


「引き続き大事な還る拠点の防衛を命ずる!」


「ある程度私の判断を仰がず好きにしていい」

「半ば休暇とおもぃ休んでいなさい!」


「マ・・マスター私は・・・不要ですか暇を・・・機能停止ですか・・」


「いやいや、最善を考え好きに管理しろ

【め・い・れ・い!】」


にっこりほほ笑んだ表情を作りマスターアリスは早速作業へと進み消えていく


恐るべきことに支配下のオートドールの

レベル上げと言う名目で

その後二つのダンジョンが完全沈黙 

モンスターが壊滅することになる


【古代遺跡級】【神名遺産級】のダンジョンじゃないと次はレベリング的に

だめかしらとか?

マスターアリスは考えるようになる!



こんなんじゃだめだ!人との関係人脈

この世界でNPCでもいいから仲間を作り同種の廃人を育てるしか・・・

同じ同志の仲間が居ないのはつらすぎる!


以前のゲームのバグがあるかどうか・・・・

倉庫から【老化の石】を取り出しスペシャルパワーを開封


「ふふふ!運営めバグのまんまだ!」

【老化の石を使うと若返るバグ!】

「若返りの石はレア度が高すぎて中々手に入るものではない!」

「手に入れて使ったことがあるものだけが知り得るバグ」


多分アイテム適応時にアイテムナンバー間違えてずらして登録したのであろう!


あとは「ステータス最弱なのに壊れ性能の短剣」


「古びた短剣」能力が「攻撃力が高く壊れやすい【ガラスの短剣】」それと入れ替わってて

凄いのが耐久度が古びた短剣のまま


誰も買わない割高のガラクタ屋でしか手に入らないもの

こいつを無限ストックすれば簡単に最強の軍隊すら作れる


そんで金庫予算が10G 10億ギルかGVGの攻城戦だと一回60M=6000万ギル消費するとすれば

ギルドからすれば当たり前の持越し予算額


GVGがないなら十分すぎる予算額だ!


これをつかってこの世界を支配いや住みよく書き換えて見せる!

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