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昆虫がいないと受粉が成立しないというか、
……そうか、すべて風媒花と考えれば成立しますね。
最初からいないのであれば、進化も、昆虫を前提としない進化をするでしょうし。
花粉症がひどいことになりそうですが(笑)
でも、「昆虫」がいないだけで、線虫とかはどうなんでしょう?
大豆だと根粒菌がいないとまともに育たないし。
まあ、小説ですし!
あと、日本の作物って、一世代だけなんですよね、まともに育つの。そこから種をとっても、一世代目のような作物の収穫は望めない。いわゆるF1品種問題。
初めての収穫で食ったもののうまさは、二世代目以降は望めない。だから種苗産業が成り立つんですけどね。
どうなるのかな、そのあたりは。どきどき。
※※※ 追加 ※※※
※F1問題は二品種もちこんだのと同じ効果
なるほど! その視点はなかったです!!
そこまで深く考えられていたとは、脱帽!!
作者からの返信
狐月 耀藍 さま
コメント、ありがとうございます。
今でも、カボチャとかは早朝の人口受粉してますから、風媒花とその2つでいけるかと。
ミツバチもそのうちに戦力投入されますし。
結局、こちらから意思を持って召喚されたものしかない世界なんですよ。
なので、そのものに見えずに付随するものは、同時に持ち込まれちゃうでしょうね。根粒菌とか。
線虫も当然根付きで運ばれてますから、当然います。
あと、F1は、むしろ持ち込みに適していると思っています。
次世代で分離しますから、2品種持ち込んだのと同じ結果がえられますからね。
さらに、いえば、実は結果としてF1の持ち込みは最小に押さえられています。
「果樹の苗とかも調べたけど、品種については俺に具体的な知識がないので、耐病性と書いてあるものに絞った。向こうには、農薬なんてないからね。あと、ダーカスは冬でも氷が張らないみたいだから、耐寒性もパス。」
かつ、アマゾンとかで安いものから買った結果、マルRの付かないものになってますので、プリミティブな品種が多くなっております。
なので、コシヒカリを始め、想定されて書かれているものに、マルRとF1はないのです。
このあたり、鳴滝が認識していないので、書きようがないのが一人称視点の限界ですね(笑)。
昔はお伊勢参りの巡礼者を街道筋の商家が無償で持て成したそうだけど、あれは巡礼者が他所の土地の情報源だからってのも理由だったらしいねぇ
作者からの返信
vioraden さま
コメント、ありがとうございます。
このあたりは、「居酒屋の世界史」著 下田淳 (講談社) から影響を受けています。
イスラム教もですが、キリスト教会も無償の歓待という、古代以来の習俗をかなり長く引き摺っていたそうです。
貨幣経済が生まれてようやく対価を求められるようになりますが、それまでは極めてなあなあの世界だったとか。
お伊勢参りの巡礼者の時代には貨幣経済は成立していますから、事例としてはやはり珍しいものなのでしょうね。
私の住んでいる街にも、古い甲冑屋があり、情報収集の内職をしていたそうです。なんだかんだ言って、幕府は軍事政権なのでしょうね。
食堂=救貧食堂!
そりゃあ偉そうにするというか、実際に偉かったですね……。
作者からの返信
にょんギツネ さま
下田淳さんの「居酒屋の世界史」を読んで、なのです。
ありがとうございます。