正しい序列の壊し方
ぷりまゐ
あらすじ
すべての関係をリセットして満を持して白銀北高校に入学した杜若陽希。
ところが、彼に待ち受けていたのは想像を絶する「無」。
青春にまたしても失敗した彼が迎える高校生活2回目の春。
「杜若くん。私と協力して一緒にスクールカーストをぶっ壊しましょう!!」担任の小石川先生は言った。
教育相談で言われたその衝撃的な一言から心理学研究同好会に入会し彼の高校生活は一変する。
そこで出会ったのは一癖も二癖もある日陰者美少女であり心理学研究同好会の部長、仁科菫音。
彼女は才色兼備で性格も悪いわけでもないのに友達はいなくスクールカースト下位であった。
彼女がクラスの低カーストに甘んじるのを看過できない杜若は、ある行動を起こす。しかし、それは失敗に終わってしまう。
自分たちだけの力じゃスクールカーストを壊すことができないことを痛感した杜若は小学校からの幼馴染である女バスのホープ望月桃花を同好会に入れることを決意。
桃花は中学の頃から低カーストに落ちてしまった彼を救いたいと思っていたこともありその誘いに乗る。
そして、杜若は最後のピースとして高校1年の頃にとあることをきっかけに意気投合しながら疎遠になってしまっている野々垣柚桔が今年度この学校に入学していることを思い出し勧誘する。
杜若との仲を取り戻したい柚桔はこの誘いに乗ってしまう。
メンバーを集めた杜若は運動部を応援するために行われる「壮行会」の文化部のステージ演出枠でアイドルソングを踊ろうという爆弾発言をする。
それは、杜若の趣味と生徒会もとい学校への私怨からくるものであった。
メンバーは杜若が女装して参加するという条件ながら参加を決意をしてくれる。
杜若以外みんな才能がありほとんどてこずらず当日を迎える。
キラキラ輝いたステージの先には何があるのか。
ぼっちはステージで輝き理不尽な序列を壊すことができるのか。
ほろにが、茶番あり、涙あり(?)邪道系ラブコメスタート。
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