シーザーの大失敗
古代ローマ帝国のガイウス・ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)は、イギリスに侵攻した際、とある大失敗をやらかしている。
それは、侵攻に使用した船を浜に放置したために、多数の船を沖まで流されてしまったという大失敗だ。
なぜこんな初歩的なミスをやったかというと、それは古代ギリシャ人ならではの理由がある。
ギリシャに接している海は地中海。この地中海は、ジブラルタル海峡によって、外海への海水の移動がほぼ遮断されている。
つまりどういうことかというと、地中海には、潮の満ち引きというものがほぼ存在しないのだ。
それゆえシーザーは潮の満ち引きのことを考えず、船を浜に放置してしまったのだ。
一応、二年前に潮の満ち引きが外界には存在することを調査で知ってはいたのだが、どうやら失念していたらしい。やはり、普段の常識を変えるということは、シーザーといえども難しかったのかもしれない。
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