第3話への応援コメント
独特の風情が感じられて、読後感も爽快でした。
素敵な短編ですね。
人の一生は蓋を蓋うまではわからないと言いますが、
眼に見えるものだけが全てではない…。
これは本当の事だと思います…。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
そして返事が遅れてしまい申し訳ありませんm(__)m
かなり固めの文章だったので取っつき難かったかもしれませんが、読んで頂けて光栄です。
今作は小説、という体裁ですが、口伝的な要素と、お経や祝詞のような拍子を意識していました。
”独自の風情”と仰って頂けたのは音楽に対する造詣が深い白狐姫さんだからこそかもしれません。
第3話への応援コメント
予想とはかなり違うラストで驚きました。
すべては求職中の主人公が見たまぼろし?
でもそんなのはどうでもいいのでしょう。
土を掘らずにはいられない気持ち、わかります。
作者からの返信
>すべては求職中の主人公が見たまぼろし?
>でもそんなのはどうでもいいのでしょう。
この物語の核心を突いた感想です。
特別なドラマ性があるわけでもない、淡々としたお話にお付き合いありがとうございました!
小説内で積み上げていった出来事が、読み終えた瞬間《どうでもよく》なって、けれどそこに澱のようなものが残ったら……そう思って書いた作品でしたので、とても嬉しい感想です!
レビューもして頂き、本当にありがとうございました!
第2話への応援コメント
老人は一度死にかけて生死の境をさまよっている時に少年と出会い真意を知った?
ところで僕も失業保険を一度だけ受給したことがあります。
さらには十年以上前に鍼灸接骨院を経営していました。
シンクロっぷりに驚いています。
作者からの返信
先日読ませて頂いた小説の”鍼灸院を経営”と言う設定も実話だったんですね!?
本当に、不思議なくらいこの作品とシンクロしてますね。
ちょっと鳥肌立ちました(笑)
>老人は一度死にかけて生死の境をさまよっている時に少年と出会い真意を知った?
その解釈でもOKです。
もう一つ、
>「その少年は嘘をついたんですか?」と私は尋ねたのだけれど、
「いいえ」と再び老人は小さく頭を振る。
などの文章を発展させると、
死んでしまったので約束は守っていないけれど、”嘘はついていない”。
という理屈に広がり、そういった死に関する理屈を、死が近づいてきた老人は日々日々気づくことができている。
という解釈もできます。
複数の解釈ができる描き方を目指して書いたので、お好きなように読み解いて頂ければ幸いです。
第1話への応援コメント
昔、クビを言い渡された日、日比谷公園のベンチに座って噴水をながめていたのを思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
この作品の冒頭はほぼ実体験なので、僕らは同じような景色を眺めていた事があるかもしれませんね。
第3話への応援コメント
目蓋を閉じた私は、あの盲た老人と同じ景色を見ていた、の終わり方いいですね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
作中の全ての表現を最後の一文に収束させる試みをしていたので、終わり方に注目してもらえてうれしいです!
第2話への応援コメント
老人が急に来なくなったの気になりますねー
作者からの返信
コメントありがとうございます!
今作、ふわーっとしたお話なので、なんとなーく気になる。くらいのスタンスで読んで頂ければちょうど良いかもです!
第1話への応援コメント
文章上手いです、さすが北日本文学賞4次!
盲目のお爺さんとの出会い、いいですね
作者からの返信
コメントありがとうございます!
文章表現に全力で舵取りした作品なので、そういって頂けると嬉しいです!
第3話への応援コメント
わぁ……!
読み終わったあとに、ふっと目を閉じると最後の文のように「あの盲た老人と同じ景色」を見ていました。土の香り、押し入れの黴臭さ、冷たい土に触れる感覚、爪に土が入り込む感覚、額に汗が滲んでく。ひゃぁあ、すごかったです。
素敵な物語をありがとうございます!
作者からの返信
コメント&☆ありがとうございます!
お褒めの言葉ありがとうございます!
最後の「あの盲た老人と同じ景色」の一文から様々なアプローチを広げる仕掛けを作っていたので、感じ取って頂けて嬉しいです。
ただ眼を閉じた真っ暗な景色なのか、心なのかで思い描いた景色なのか、はたまた別の感覚なのか……解釈は一つではないのですが、誰かと誰かが繋がる瞬間を描いて、さらに読んでくれた人も巻き込んで追体験できる物語を目指しました!