第39話 お金の増える財布の夢

母校(高校)のプール棟の2Fに、お稽古ごとか塾か何かの教室がある。

 

なぜか2Fへの階段が、ものすごく急角度のスロープ(SASUKEの「そそり立つ壁」のような)になっている上、昭和の時代っぽい複雑な柄の古いビニールマットが何枚も敷いてあり、それが滑るのでなかなか上へ行けない。

 

何とか苦労して2Fへ辿りつくが、今日は休みの日だったらしい。

 

何となく見覚えがある感じのぽっちゃり女性が留守番をしていて、月謝代わりの寄付を求められる。

 

なぜかオレンジ色の財布を渡され「これに好きな金額を入れて」と言われる。

 

(財布は母が昔使っていた財布にそっくり。)

 

100円を入れるか500円を入れるか迷い、結局は500円玉を入れる。

 

すると、プール棟の下にいた役所広○風の男性が「ソレは、振ると中身が2倍に増える魔法のサイフだよ」と教えてくれる。

 

財布を振って増えた500円玉を1枚取り出し、プラマイゼロで500円を寄付したことに。

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