2章2話 廃人の巣

肩を落として出ていくいくアークと


すれ違いに

例の【深淵の渦亭】に葵ちゃんは到達


例のごとく歩哨 門番に捕まる


「此処は末期的廃人のイカれた巣だ!」


「健常者や普通のプレイヤーとして

帰る家のある奴は家に帰りな!」



「此処に用があるんですが通して

もらえませんか?」


ちゃんとゲームの機能やエモを使って

ぺこりとお辞儀して品の良い場違いな存在!


ヒャッハーとか俺が此処をシメてやる!


アークに至っては

「小汚いが最強の俺にふさわしい場所だ!」とか舐めた口調のやつが多い中珍しい!


相手に合わせてこちらもお辞儀しそうになる


イカンイカン!


「こちらのルール的にシングルバトル

デュエル決闘で勝ったら

入室参加を許可している」


自信がないならフレンドキャラでも

良いんだぜどうする?


「なら、そうさせていただきます!」


ヤベェ フレンドのキャラ選択


『アルティメットレア』

【SSR 天】

【黒・皇帝】

【ブラック・エンペラー】


歩哨は「え?!」

「まさか!豪鬼の・・・」


Rクラスの傭兵では格が違いすぎる!


【Battle start】


開幕 傭兵が【先制】を取ったはずなのに・・・


【覇王の一喝】


行動不能・・・


優雅にゆったり歩いてきて

光のエフェクトの後には

即死していて剣を収めるモーション


いつ何が起きたのか分からない?!


「お勤めご苦労様です!」

「では通りますね」


ぺこりと90度のお辞儀をして

深淵の渦亭に入る


そこで普段なら新人の鼻っぱしをへし折る

格の違う【10人組み手】

新人いびりのイベントが始まるのだが


ものすごい廃人が「辞めときな!」

ドスの効いた声で周りを【威圧】!


さらに

その店の【上座】の方から

『呼び出し人の女性』から声がかかる


こっちこっち隣に来なさいな!


【序列的】にその位置にまで

行くにはどれだけの

苦労や実績が必要なのか計り知れない場所


【三傑】と言われる

その場でトップに君臨する


女帝や番長 お局と呼ばれる

「グランディス」

姉御やMOTHERで通っている存在


「なんか用かい?協力は惜しまないよ!」


「なんとなく会いたくなって

声が聴きたくなったので」


「そんなくだらない用事で姉御を・・」

言いかけた取り巻きを


グランディスは

一瞬で腹パンで黙らせて

片付けておけと・・・


もう2度とここの敷居はまたげないであろう


「もう〜素直で可愛いんだから💕」


それでヤバい廃人に囲まれて質問ぜめ

「孤高の一品狼 【豪鬼】のキャラ

持ってるようだが」


「ああ、あの方とは友達になりました!」


「?!」


こちらがいくら勧誘して

地位を約束してもダメだったのに!


最強のプレイヤーの一角である


「お前ら葵ちゃんを困らすんじゃないよ!」


そこからはいつも通りの空間に戻り

噂話の空間や愚痴の開きの場所になる


「アイテムトレード

早く実装してくれないと困る」


「他人が欲しくても自分のいらないものが

溜まり過ぎる」


皆共通で欲しいのは武器防具の

作成素材や強化素材


あーooがあれば、


葵ちゃんは一言

「あーそれ知らずにNPC

売りしてました、えへへ」


周りは口を開けてあんぐり

グランディスはちょっと見せてごらんと


倉庫のアイテム欄見たら

100どころか1000の位まで素材がある

ドン引きしつつ


「これはどうやって?」

「ooというアイテム解体すると

100個手に入ります!」


「正直使い方わかってなくて

持て余していました!」


見たこともない上位アイテムさらに

破壊解体とか信じられないことをする

少年 ボス装備解体しても手に入るとか

ありえないことを話す!


グランディスは大笑い

「いや〜ウチらとは格が違うね全く」


豪鬼まで【フレンド】にするぐらいだし


で基本もまだわかってなくて

「未熟者ですがよろしくお願いします」

『真摯に教えを請い』にくると来てる

かわいさ全快のプレイヤーである!


武器防具の作成や強化

データ収集のためにも願ったりかなったり

今後はVIP待遇である!


あとがき


ソシャゲ・エターナル・カオス

ついにかんがる氏が沈黙を破り

奇跡の執筆再開


つうか間を置きすぎて

忘れられてるんじゃねこの作品

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る