iNfaTuAtIOn to be continued
Finnland000
春が来る。
春が来る。君と一緒にこの景色を
眺めてみたかった。
これが正直な気持ちなんだろう。
僕の言葉は宙に浮いたまま理解されること
などなかった。
「そんな意図などなかった。」
こんなふうに戯言を吐きつけて自分自身の
か弱い意思を呪う。
僕の見る先には君がいた。いてしまったんだ。
常に空虚に沈む君の目に見つめられればどういうわけか、
惹きつけられる。吸い込まれる。
「正直、君とはもっと話したかったよ。」と
もう一度、口を吐いた
自身の積み上げた信頼関係や友情に怠惰の芽を植える。
花が咲いたとき、私は誰のもとで泣いているんだろう
あぁ、これは水と油と酷似している。
何をしても交じることがない2つは
激しい撹拌によってその性質を超越する。
だが、副産物はおぞましい汚れだけだ。
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