僕は君の瞳に恋をする。
兎神 入鹿
第0話 出会い
「やばい! 遅刻する!」
時計のアラームは、かけていたはずなのに鳴らず……。
「クソッタレ! どうする? どうすれば間に合う!」
僕は空に悪態を吐きながら全力で走っている。
「確か、ここを曲がればショートカット出来たはず!」
そう言いながら十字路を左に曲がると目の前にウチの制服を着た、金髪碧眼の美少女が見知らぬ男達にナンパされている。
「お待たせ! 速くしないと授業に間に合わないぞ!」
そういって少女の手を引き寄せて僕たちは後ろを振り返らず学校へ駆けていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます