深く暗い海底の宝石の如く(旧)
夜櫻 雅織
プロローグ
今日も今日とてこの城にある俺が唯一誇れる知識の宝庫、大魔導図書館。静かで薄暗く、でも安心出来るとても深い深い海底の底にある俺の魔法壁で守られたこの城の中央にある城とはまた別の建物。
俺はここで1日を過ごす。
腹が減ったと言う事に気付きさえしなければ食事は要らんし、食べたければ城壁から釣り竿を放れば幾らでも手に入る。ここで本を読み、飽きたら眠り、また読書。生きる為に力を追い求めた結果、とうとう手にした誰にも邪魔されず、手を出す事の出来ない
さて、次は―――
「おい、起きてるか!?面白いネタを見つけたぞ!!」
……何でお前はそうも簡単に入ってこれるんだ、このボケ。
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