　最近ツイッターでジ○ンプの人気作品である鬼滅○刃の作者が女性だと話題になりましたね。

　作者女性か男性かは物語の主軸がぶれなければ性別はさほど問題ないのですが、読み手の中には「女だから読まない！」とか「男だから読まない！」って人もいるんですよね。

　特に一昔前は、だいたいの女性作者の作者名は絶対男性名にしなければ売れない世代だったそうです。

　さっそく話がそれました。

　本題ですが、まずはじめに全く信じてもらえない後出しじゃんけんみたいな私の特殊能力を説明しよう！

　私は人の文章の癖や情報と文字列からなるフレーズによって、その人の考え方がわかる能力を持っているのだ！

　主にその人が何の作品から影響を受けているかや、その人が書いた当初に聞いていた音楽、読んだ人から「書いていた期間のタイムラグまで当てられた!?」など読み専としての戦闘能力も私は高いと自負しております。キリッ！

　ついでに作品の真相部分をメタ推理出来る能力もあります。ドヤ！

　なので、今回の鬼滅○刃の作者が女性だってことは、作品を読む前から知ってましたよ！

　え？　読む前って「作品を読んでないじゃん！」ってなりますが、実はたまたま作者さんも書いたインタビュー記事を読んだ時に、とても女性的な特徴の文章内容だったので、そこで興味を持って作品を見て女性の作者さんなんだなと思いました。

　まあ、作者さんの生の言葉から入ればそりゃあ他の人よりもその視点が目に入っちゃうのは当然かもしれませんね。

　そんな感じで私の特殊能力マウントは終わりですが、昔から女性作者はいるのに驚かれるのは悲しい話です。

　これは私の推測ですが、鬼滅◯刃は大正時代を舞台設定にしたオタク層の女性が好みやすい時代設定ですがキャラクタに嫌みがなく、中々エグい設定ながら明るさを保っている万人受け作品だと私は考えております。

　女性層だけでなく少年漫画の王道と、特に自分の力に過信せず機転を利かせて戦う熱い戦闘シーンは男性層の心も掴む本当に現物語業界に環境に刺さった作品だと思います。

　ポケモンで例えるなら「かたやぶりドリュウズ」ですね。

　こういった素晴らしい万人受け作品は、今まで漫画とか物語を読んだことがない人達を巻き取ってくれたからこそ、今まで良くあった作者が女性問題が話題になったのかなって思います。

　無関心だった人を物語の世界へ引き込めたこの「鬼滅◯刃」という作品は、まさに偉業を遂げた作品なんだと思います。

　べた褒めしてますけど、めっちゃ好きな訳ではありませんよ。

　あんまり好きではない部分もあるので「この作品を読んでないのは人生の半分損してる！」という私の中で五本の指に入る嫌いな言葉は絶対言いませんが、カクヨムのレビュータイトルを付けるなら「友達に面白かったと伝えたくなる少年漫画」と書く作品だと思います。

　私は万人受け作品に面白みを感じないひねくれ者で偏見を持っていましたが、こういった他の世界を巻き込める力を持った作品があるからこそ干からびた業界全体に新しい水が流れ込んでくれるんだと思えました。

　王道か……

　私ももう一度物語について勉強しなおそうか。

　そろそろ自粛解除が近づいているかと思うので、枯れてた私も見直そうかな。

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