・継承の日への応援コメント
私の感想は、独裁者=民意になり、それを一人のTOPが英断する様を道化のように描いているという受け止め方になりました。
しかも、不満のボーダーラインを管理するという徹底ぶりが独裁者であり続ける秘訣とはねww
皮肉なのは真実をみさせられ、適度な抑制で時代の革新・変化を衰退させているということに気づく影武者は、本当の道化になっているという事実。
そこに作者が皮肉が詰まっていて、奥が深いなぁと思います。
この感想も一つの意見だし、そうじゃないという意見も出てくると思う。それをも程よい圧政で事なかれ主義に持ち込む独裁。
んー深い。
作者からの返信
事なかれ主義の独裁、この作品の一面を切り取った上手い表現だと思います。
本作品は読者に考えてもらう事を目指した作品ですので、さまざまな意見が出るのはとても良い事であり、お読みいただきありがとうございます&ご感想いただき嬉しく思います。
この短編が、色々考える事の切っ掛けになりますように。
・継承の日への応援コメント
きれいごとのない政治と民衆の関係を適切に表現していて参考になりました。また、既存の政党やイデオロギーに触れずに現状を説明している点も良かったと思います。
政治ネタはよく荒れることがありますが、この内容なら納得できると個人的には思いました。
ちなみに私はかなり具体的なところまで書いているのでこのくらいの距離感がいいのかなあとうらやましく思いました。
作者の博元 裕央 様とレビューを書いた四秋様に感謝です。
作者からの返信
普遍的に政治について考える物語に出来れば、と思い、出来るだけ既存の国家や政党やイデオロギーに偏らないように書こうと気を配りました。その点好評なようで嬉しいです。
四秋様のレビューにも感謝しております。
参考になったのであれば幸いです。
応援ありがとうございました!
・継承の日への応援コメント
汎用ソフトウェアを製作するときにも似たような発想になることがあります。
すべての人にとって同一のつかいやすさなんてないんです。
なので苦情の受付はしっかりして、動作に必要な修正版はリリースしますが、それ以上のことはしません。
するとやがて皆さんの身体がその仕様に慣れてくるんです。
そして、私たちがいつも使ってるオペレーティングシステムだって・・・
っと、長文すみません、とにかく、本作を読んでいて、こんなことを連想してしまいました。
作者からの返信
ソフトウェアについて、というのは、確かに本作品のSF的なガジェットと似たような感じですね。人々の苦情についての扱いも、この作品の中での政府への不満と似たような感じに思えます。
仕様に慣れる……実体験でも実際あることで、そう考えると、この作品の状況のリアリティも中々大したものなのかもしれません。
面白い連想だと思います。そしてお読みいただきありがとうございましたっ。
・継承の日への応援コメント
近況ノートの通知が来ましたので、拝読させて、頂きました。
モデルは某北……いえ、別の国でもあり得ることですね。
しかし、本当にこれは独裁と言えるのか……いや、コントロールと言う意味なら、独裁とも言えますか……むむむ……いや、寧ろ国民の操り人形……いや、総意を実行しているのなら……どちらとも言えないとも……むむむ……この作品、問いかけてますね……読み手に。
作者からの返信
北の独裁者が死んだのか死んでないのか、という報道が発想の切っ掛けではありますが、それと現代文明を絡めて、あくまで普遍的な、何処の国でも起こりうる、誰の心にもある独裁と民主と怠惰の物語、という感じに仕上げた作品です。
独裁者の悪はどこからくるのか。独裁との批判の対象は勿論確かに独裁の事もあるがだがその全てが本当に独裁なのか、独裁と言う言葉を乱用していないか。独裁者を生むものは、私達の中にこそあるのではないのか。自分達は悪くない、どこかに悪い奴がいるんだと思い込もうとしていないかと。自分達は政治を良くする為何かしているのか……
色々な事について考えるきっかけになれば幸いだと思います。