第2話

すみれだけが作り出せた人工太陽。


魔法と科学が融合して作成した品物。


とんでもない値打ちがあり。


発電所に設置すればエネルギーの心配は無いほどで。


ただし自爆したり暴走することはよくあるものの。


宝物として地下倉庫に保管されている。


珍品のひとつ。


みんなそれが欲しいのですが。


明らかに原理不明な為に。


厳重管理されております。


どこにあるのか分かりません。


夜の繁華街。


すみれ。

「賞金稼ぎおらんかな?」


あかね。

「不意討ちに注意。」


すみれ。

「相手避けていくんよ。」


あかね。

「魔法少女かな?って思ったらみんな避けるよね。」


すみれ。

「戦闘力に差があって勝負にならんから。」

「女って力があればそれだけでいいん?」


あかね。

「力があれば女性って簡単だよね。」


乃土香(のどか)ちゃんと千夏(ちか)ちゃんが網を張っている場所に入りました。


スラム?の二階から。


千夏。

「うそー!」

「獲物取る気ですかー?」


すみれ。

「あんたら先越したんやね・・・。」


乃土香。

「そのとおりー!」


通り抜けます。


謎。

「御嬢さん。」


すみれ。

「なんや?」

「ナンパか?」


拳銃を向けてくるが。


横から発砲されて。


向けてきた男性が倒れる。


「大丈夫だったか?」


すみれ。

「なんのつもり!?」


あかね。

「すーちゃん危ない!」


油断していた所を。


拳銃で攻撃してくるも。


あかねちゃんが弾いた。


乃土香ちゃん。

「感電しちゃえー!!」


後ろから謎の男性に抱き着いて。


男性が感電して倒れて気絶。


すみれ。

「うわっ!?」


謎。

「人工太陽は・・・どこだ?」


すみれ。

「あれはなー。」

「自衛隊の基地にあるで。」


あかね。

「二段式の不意討ち・・・?」


乃土香ちゃん。

「こいつめ!生け贄使いやがってー!」


警察が到着して。


相手はすみれを拉致しようとしていたらしいです。


人工太陽が欲しくて。


あかね。

「あれほんと?」


すみれ。

「自衛隊が持っているわけないよ。」

「あれ使ったら小型の原子爆弾みたいなもんじゃん。」


あかね。

「えー!?」


敵はその後。


自衛隊の駐屯地に侵入して迎撃されています。


執拗に迫る敵さんは消耗。


外国の魔法使いもまだ堕落・腐敗している状態で。


なんとなく良くない雰囲気の中。


日本の魔法少女・魔法使いだけが健全さを保っている。


暗黒時代かな?

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